楽天じゃなくて苦天じゃんかそれは

「楽天」が抱えている10個の問題点まとめ


以前、アマゾンのやっている事(ウィッシュリストの件)に頭に来て、脱アマゾンを唱えた力作記事を書いたことがある。
その後、当然のことながら自分のアマゾンのユーザーアカウントは削除した。(といっても、メールで問い合わせてやっとできた削除なので、完全に消えているわけではないけど)
以来アマゾンで買い物はしていないし、アマゾンに足を踏み入れることすらほとんどない。
これで意外と何も困ってない。
最近ではアマゾンの存在自体が意識から消えているくらいだ。
考えてみれば、もとからアマゾンのアフィリエイトなんか、いくら貼っても儲け無しだったのだから、困る理由なんかわたしにはなかったのだ。
ところがそれが「楽天」だったら???
上のGIGAZINEさんの記事が、楽天が一メルアドを10円※で売っていた、という話だ。
これは恐ろしい話しだ。
メルアドだけですむのか、という点も心配でならない。
しかも楽天って、カード作ると「年収を証明する書類」を貼り付けて送り返すことになっている。
ひょっとしてそれはキャッシングを利用する人だけなのかもだけど、もとからキャッシング併設コースを選ぶよう誘導されているカードだから、キャッシングなしを選ぶと面倒そうだと思って、併設コースを選んでいる。
そら年収まで把握すれば、買い物誘導もぐっと楽でしょう。
年収1000万超える人と、200万の人に同じ商品をすすめるのはナンセンスだ。前者にはすごい高額な新製品やブランド品を買わせ、後者には中古市場を紹介するとか、あやしげなオークションに参加してもらうとかして、効率的に経営する。自分らにも客にも効率的なんだから何が悪いって話しで、たぶん楽天には「悪意」はない。効率的に儲けて大大企業になりたいのだ。
そして大企業とは、トヨタとか、お菓子でいうなら森永とか、マスコミで言うならフジテレビとか読売だ。じっさい、マスコミを筆頭に新規参入は不可能なまでに特定企業が固め、打ち崩すことは困難なのではなかろうか。お菓子ですら、スーパーに並んでいるのはいつだってロッテと明治と森永とグリコで、ブルボンとかカンロもあるっちゃあるけど、あとはマイナーもいいとこだ。
そういう意味では、楽天のことは応援すべきなのかもしれない。
しかしながら、インターネットという場所は、誰もかれもが金のためにいるってわけではないことを忘れてほしくないものだ。
楽天はブログサービスも行っている。さらに、何年前だか忘れたがinfoseekも合併吸収しているから、もとがinfoseekでブログやらwebやっていた人も、いつのまにやら楽天に参加する羽目になっていたってことだ。
この時は、とくに言挙げする人もいなかったろう。収益がないなら、そうなってしまうということで、諦めるしかないんだと思った。>自分
けど、楽天がそういう連中ってことになると、かなり様相が変わってくる。
あたしの情報、誰にどう流すのって疑心暗鬼になる。
今回もアマゾンの時のように、ユーザーアカウントを放棄しようにも、アマゾンよりもはるかに深く細かく消費行動に結びついてしまっているため、どうなんだろう。できるだろうか。
だけどぶっちゃけ、楽天で「××部門第一位!!」とか言う食品買っても、さほどでもないことが多いので、以前ほど楽天で買っていないのだけど、引越しのような物入りなイベントがあると、簡単な手続きで買えるからついつい頼ってしまっていた。
あと望むのは、楽天のシステムばかりに頼るのじゃなくて、独自にやるショップが増えてほしいってことかな。楽天にばっか入れすぎだ。
※追記:メルアドだけでなく、クレカードのナンバーもお漏らししていたそう。
お、おそろしい… 使われちゃうじゃんか? 
ほんとうに、油断ならない。