橋本治

世の中は頭の中にあるわけではない、という話。 未分類

世の中は頭の中にあるわけではない、という話。

娘のルル子と、ときどき社会問題について話をする。社会問題の中でも一番多いのは、労働系のことだ。最低賃金や、非正規雇用の問題点や、ブラック企業について。 その中で一番困るのは、だんだんとルル子が不機嫌になってしまうことだ。 どうしてルル子がそうなる? 別にルル子を非難しているわけではなくて、社会や世の…
自民党一党独裁時代を終わらせるためには?それを考える前に、自民党最強伝説がうまれた理由 未分類

自民党一党独裁時代を終わらせるためには?それを考える前に、自民党最強伝説がうまれた理由

この前、『橋本治という立ち止まり方』についてupしたけど、ひきつづき読んだら「なる・・・・」と妙に納得した事が書いてあったので紹介する。 先に要約すると、アジアの他国(特に韓国)とのパイプを持っているのは自民党だけなんだ、だからいつまでも与党であり続ける。 p.131 「戦前」の中に「戦後」はない …
PART2『橋本治という立ち止まり方』を読む、という立ち止まり方 未分類

PART2『橋本治という立ち止まり方』を読む、という立ち止まり方

前回、30年以上も昔の自分史をさかのぼるのに夢中で、肝心要の本書について触れられなかった。 ので、これから触れる。 一番肝心な箇所は、著者が東京都指定の「難病」にかかってしまったということだ。 本書の1ページ目からして「なんか文章に活気がないな」とは感じたが、そのうち難病にかかった顛末が出てきた。わ…
PART1『橋本治という立ち止まり方』を読む、という立ち止まり方 未分類

PART1『橋本治という立ち止まり方』を読む、という立ち止まり方

図書館でみつけた一冊。 ・・・・という言い方は、よそよそしいかもしれない。 なにせ高校生から二十歳前後のわたしにとって、最大級の知的ヒーローだった橋本治なのだから。 ことに少女漫画評論集『花咲く乙女たちのキンピラゴボウ』では、目の前の世界が全部塗り替えられたといっても過言ではなく、この本が(というか…