『ウェブはバカと暇人のもの』
この話題ウェブ的にはもう終了している？？ と思うけど、TVブロスを眺めていたら、著者である中川氏が裸で出てきて対談していたので、何か言ってみる。
一応途中までは筋の通っていなくもないことを言っていたので「そうかもねえ」と読んでいたのであるが、なぜか終盤崩れてきて、「ブロスはとても自由だ。今、一番面白いことを書きたいなら雑誌が一番いい。その中でもブロスは別格。ブロスと同じことをネットでやると大バッシングを受けるからね」と、意味なくブロスを持ち上げていて、（この方はもともとはブロスの編集者だったらしい）、つまらない楽屋落ちになったのでガッカリした。
そう思うならあなたはずっとブロスに書いてりゃいいでしょうけど、何かをupしたい何かを伝えたいと思う世界中の人間をフォローできるわけじゃないでしょうブロスは？
そのうえ最後には自分がネットに熱中している間にうつ病の彼女が自殺したというイタマシイエピソードが披露され、これは普通に考えて「ネットが」というより「仕事が忙しすぎて」ということじゃないのか。いや、仕事に限定されずネットの魔力にはまっていて、ということならそれはネットが悪いんじゃなくて自分が悪いってことだろうし…
しかし、教訓は導き出せる。
ネットに熱中している間に大事なものを失っても、それはネットのせいではなく自分のせいであると、肝に銘じておくこと。
たとえば、人生をまるまるいつの間にかかすめ取られる危険性も、十分にあるのだ。
でもってIT産業における労働が、ネットに過剰に張り付かせ心身の健康を損ないかねないというなら、それはそれで別の対策がきんきつに必要だし。
☆ ☆ けふはたなばたーー ☆ ☆
わたし自身は、ネットでかなり人生変わったなと思う。
ネットはイヤな面も多いけど、それ以上にスゴイ面が多い。
わたしはインターネットが好きでたまらない方の人種だろうね。