高校生 文化祭をめざして
結論からいうと、オーディションには受かったので、めでたい。
それに、もうすぐ文化祭当日である。
「ぜったい見に行くからねー!!」なんて、親ばかのわたしは張り切っていたのであるが、生憎日曜ではなくて土曜が本番らしいので、見に行けなくなってしまった。悲しい。
それはそうと、はてなダイアリのGO!GO!先を見てたら、http://d.hatena.ne.jp/yoake/20040910#p2 > http://www.zakzak.co.jp/top/2004_09/t2004091018.htmlあぁ“無業”…増える「働かない、学ばない」
とみつけた。
まさに。
まさにこれで、高卒後、いったいどうする気なんだろう? なんて思って本人に聞くと、「バンドがやりたい」なんて言ったり、「来年は浪人する」なんて言ったり。「浪人」なんていう進路があるだろうか?
それについて職場で愚痴っていると、
「浪人なんかするとぜったい不利だよ、高望みしないでどこでもいいからどっかの大学に入った方がぜったいいいって! いい? 大学は4年間。大事なのはその後の長い人生。浪人で不利になるのは馬鹿らしいよっ!」
と、わたしより二回りも若い奴に力説されるのである。不利というのは、たぶん就職に不利という意味だろう。
また、「予備校なんかものすごくお金かかるんだから! 何百マンだよ!!」と脅された。
今念のためネットで調べたら、何百マンということはなさそうだが、年間100万くらいはかかるようだ。
よほどちゃんと目指している大学なり学問があるのでない限り、年間100万は、いくらなんでも馬鹿らしい。
などなど考え、上記サイトを見てみると、なるほど「ニート」といわれる、一昔前はやった「モラトリアム」の進化系みたいのが人口増大しているらしい。
記事を読む限り、ニートって「若者」の問題なんじゃなくて、親の方の問題なんじゃないかな? だいたい人って一定年齢過ぎると、カネとセックスとつまらない人間関係のことしか頭の中になくなるわけで、「あなたにも夢はあったでしょう?」って、大人にこそ言ってやるべき。夢がなかったっていうなら、NGOみたいなやつとか、今から始めればいいのじゃない?
ところが、一円でも損したくない現在の親世代は、ひたすら防衛体制に入って老後の資金作りのことばっか。「あんた、いったい何のために生まれてきたの? おれを生むこと以外に?」って、若者だったら普通思うんじゃないかな。もっとも若者(子供)は優しいから、そこまでは言わないでいてくれるんだろうけど。
ともかく、そう考えれば、子供(若者)を働きもせず学びもせずで遊ばせておくお金なんか一円もないはず。そうそう、ないない。少なくとも、うちにはぜんぜんない。だからってとりたてて夢もなかったりするわたしだが(やっぱないのかよー?)、ないものはないのである。
しかし、バンドねえ…
おんなじこと、いったい同世代のうちの何万人が考えていることか…??