昔の日本人はこんな風に差別されていた。
2017年1月22日
先日『色覚差別と語りづらさの社会学』を題材にした日記の続きを書いた。中曽根康弘の「土人発言」についてだ。
『ティファニーで朝食を』にも「土人」なみのひどい表現が出てきたので思わず書く。
メガネをかけ出っ歯でキーキーとうるさく喋り、精神は偏狭。
最初は日本人(日系人)と思いたくなかったのであるが、名前が「クニヨシ」?なのと、和装をしているので、やっぱ日本人なのだ。
特徴がこれに近い日本人も実際いるかもしれないけど、描かれ方が他の登場人物と明らかに違うテクスチャー。
当時のアメリカの観客はこれをみて笑っていたと、思われる。
もちろん、こっちはまるで可笑しくない。
昔の映画だから本気で腹が立ったわけではないけど、一度出番が来るとかなりの尺で喋るため、気分が悪くなった。
1961年頃は、こんなのがまかり通っていたのだ。
差別される側の気持ちなら十分分かってたはずなのに、中曽根さんの発言は1984年と、それから20年以上あと。
もう一回忘れないために引用した。
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