パート2:子宮頸がんワクチン騒動から考える正しい子宮との付き合い方

人のTwitter見てて、上記の画像が目に止まり、チン思黙考したので、その内容を発表したい。

群馬医師会、言ってることは間違っちゃいないんだろう。
けど、「20歳で子宮頸がん検診を受けましょう」とは、なんて無茶なことを言うのだろう?
いくら正しい事柄でも、もっと現実を見てほしい。
産婦人科のドアを叩くことは、妊娠したかも知れないって時ですら、女性にとって死ぬほど敷居が高いのだ。

ただし海外の女性にとってはそうでもないことが、検診受診率で検索していて判明した。
子宮頸がん検診の受診率を高めるために日本は何をすべきか:がんナビ

日本の子宮頸がん予防で、今、最も問題視されているのは、「子宮頸がん検診受診率の低さ」だ。OECD のデータによると、世界で子宮頸がん検診受診率が一番高いのは米国で82.6%。ヨーロッパ各国も軒並み70%を越える。一方、先進国22カ国の中で、日本の受診率は23.7%と最低だ。

と、極端に日本の受診率は低い。というか、欧米の受診率が高すぎて異様。何をどうしたらそんなに検診を受ける気になるのか? お菓子でももらえるのか? 本文の筆者氏もその疑問をもったようで、いろいろと書いてある。いくつもの理由が複合的にある。たとえば、スペインの場合、「性体験のないころから、かかりつけの産婦人科医」がいること、母親とともに、「身体のチェック」という感覚で産婦人科に連れられて受診すること。あるいは他サイト参照になるが( フランスの婦人科検診はオンライン予約が便利 – MI STÏLE )女性の産婦人科医が多いことなどだ。ちなみに例のHPVウィルスについて知識を持っている人はほとんどいないようだ。(2010年当時)

日本では、産婦人科に病変OR妊娠の可能性もないのに受診すること自体、まず皆無と思われる。わたしはここで「日本の神道では、月経も出産も穢れあつかい。女性の人権無視。そんな神道(および家族会議)が本質的に否定されず温存されている。だからいつまでたっても子宮は世界の隅に追いやられ、日の目を見ることがないのだ。ゆるせない!!」と主張したい。

そんなで、子宮頸がん検診あるいはワクチン以前の段階、子宮そのものへ意識を向けていきたいものだ。そして、近いうちにわたしも検診を受けたら、どんなものかここへレポートし、啓蒙活動の一環としたい。

今知ったのだけど、4月9日は子宮の日らしい。子宮頸がんは検診(細胞診)によって発見、予防できるとキャンペーンする細胞検査士会 の方々もいる。

その他のリンク

女性のがん、検診義務付けを 超党派議連厚労相に要望書

うーーん、義務化ってのはどうなのかなあ?

少子化の原因の一つに、多くの若い女性の命ががんで奪われていることがあることを私たちは忘れてはならない。

↑↑ちょっと大げさじゃないかな?  FACT & DATA 子宮頸がんの事実 | MSD  10万人あたり63人で少子化の原因になってる?

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