平成最後の七月に
前回(7月7日AM3時頃)、酔っ払いながら酒レビューをwrite and postしたんだけど、その時に思ったのは「こんなに呑んでるのにこんなにシッカリした文章を書けるあたしってスゴイわフフフ」だった。
したっけ、翌日に見返したらひどい文だった。
ことに場違いな「、」が乱発されてかっこう悪いったらなかった。
というか、そんなのは枝葉末節な些事も些事些事。どうでもよいことなのだった。
酒レビューを書いていた時を同じくして、九州四国中国あたりは雨の大災害に襲われていたからだ。
わたしはシラフになると同時に青くなった。もし、もしも、わたしのブログの長年の読者で岐阜、京都、滋賀、兵庫、岡山、広島、山口、愛媛、高知、福岡で災害に遭われた方がいたらどうしたらいいのだろうか? 読まないで!前回記事だけは読まないで~!!
と一人でジタバタしていた。
相当にエゴイスティックなジタバタである。「読まないで~」じゃなくて無事を祈るべきだ(なので祈る)。それに、自分と関係ない人なら無事でなくていいというのだろうか? それとも人様に不謹慎と思われたくないためのジタバタなのだろうか?
7月6日の夜は末次郎が家に帰ってきていて、わたしは上機嫌で酒をかっくらっていた。
文中のワインも末次郎が買ってきてくれた赤ワインだ。食事をしながらテレビを付けていたんだけど、ずっと災害警報が流れていた。
「今まで経験したことのない大雨災害に襲われる」と、
気象庁の人が、とても深刻な顔で警告し続けていた。
「今まで経験したことがない」「すでに取り返しの付かない大被害が起きていてもおかしくない事態」といった表現だった。(うろおぼえ)
過去にも何度も災害警報がテレビで流されたけれど、ここまで真に迫った警告はなかったと思う。
そんな緊迫したテレビがずっと放送され続けていた。
一体、安倍晋三とか何やってんだろうな、とは思った。気象庁の人が慣れないテレビの前で必死で言うよりも(気象庁の人はテレビ素人であるから、緊迫して必死なのか、通常の緊張なのか分かりにくかったりする)総理大臣が言った方がよほど効果があるのじゃないか? 総理がやっちゃいけない理由でもあるのか? なんなら官房長官とか国土交通省の大臣とか。
ところで、 【平成30年7月豪雨】政府の「空白の66時間」を視覚化|犬飼淳 / Jun Inukai|note に、今回の災害において最初の警報が出た時間と、政府が非常災害対策本部を設置するまでに66時間もかかった経緯が明瞭に視覚化されている。
これによると、西日本に未曾有の大災害が起こりえる発表が気象庁からあった5~6時間後に、自民党は宴会を開いたようだ。
何をやっているのだろうか政府は。自民党は。
いっかいの市井の撫呂臥ーじゃないんですよ、政治家は!!
(無理にそこへ結びつけたいわけじゃない)
ともかく、上記記事はとても有意義な記事だと思ったので、寄付をした。寄付するにはnoteの会員にならないとダメみたいで、窮屈だったが、背に腹は代えられないので会員になって寄付した。
あらためて参照した映像: 上空から見た豪雨被害=広島:時事ドットコム
記録的豪雨 岡山、広島は県内の7割で観測史上1位 – ウェザーニュース