憲法は誰を守るのか??

☆田母神前空幕長 異例の定年退職
その田母神前空幕長、当ブログで前々回「首」と書いたけど、正確には「定年退職」という扱いになったもようなので、うかつにヨソで「首」(懲戒免職)といわないように注意してください。
しかし、意外といつまでも続いている本件。よく分らないのは「航空幕僚長」なる地位で、「航空幕僚長」ってそんなに下っぱの一般人に近いものなのか?
憲法が保証する「言論の自由」とは、あくまでも国民のためにあるものであり、それは、国家がその権力を不当かつ自由自在に国民に向けて働かすことがないように、という目的のものではなかったのか。少なくともわたしはそう教わったのであるが。(つい最近だけど)
であるから、航空幕僚長の「言論の自由」について何か語る時に憲法を持ってくるのはどうなのか。
(それを言ったら国家公務員は何も言ってはいけないのか、とかいろいろ付随するものもあるかもしれないがそこまでは考えていない…)
もちろん、今となっては田母神氏も国民の一員なので、好きなように言論の自由を行使すればいい。
彼は、自由だ。
しかし「政府見解に一言も反論できないなら、北朝鮮と同じだ」と会見で主張していた彼。(テレビで見た)
この人は北朝鮮の何を知っているのか。それだけ好き放題言っておいて北朝鮮と同じなんて。
北朝鮮のような国にならないために、たゆまぬ努力をみなさんしているではないか?
アメリカやヨーロッパやタイやベトナムなんかだと、あっちの方が幸せかもなぁと思う部分もあるが、間違っても北朝鮮にあるわけないだろ??!!
「麻生さんのおうちを見にいこう」のどかな企画に警察暴力―関係者に聞いた現場の真実
警察が三人を逮捕したそうだ。
憲法第21条の「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。 2 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。」に反している。
これが、「権力」ってやつだ。
この権力行使は何なのか?
「のどかな企画に警察暴力」と書いてあるが、写真を見る限り「のどかな企画」には見えない。
見えないし、麻生首相という62億円の豪邸に住む「格差社会の頂点」の家に、働いても働いても働いても困窮をきわめるワーキングプアの人間が行こうという時に、怒りの念がないはずがない。
ないはずはない。とはいえ、昔にあった抗議デモとはスタイルが違っている。