安定か、身軽さか。もしくはわたしのファッション提言「ストッキングはショッキングに!!」

 どうも最近体調が悪い、その原因は何だろうかと考えて、「日々のsukimaを書いていないからではないか」と思いついた。今までも、書き終わって「保存」ボタンを押したとたんに、胸や腹のあたりのモヤモヤした雲がスッキリ晴れたことが幾度となくあって、それを思い出した。ので、ちょっと何か書いてみる。といっても「保存」ボタンにまで辿り着くのかどうか分らない。何せ今頭の中が空っぽだからだ。もしもわたしの頭の中が月極駐車場だったら「空あります」。


 さてさて、空っぽであるから何から手をつけていいのかわからないので、とりあえず、ブラウザの閲覧履歴で直近のページを取り出してみる。
◆1:ATOK定額サービス月額300円
 とにかく何か書いていて最大のストレスがMIMEの変換のアホさ加減と覚えの悪さ。もうイヤだーーと思ったのでATOKを思い出して見に行ったら、こんなサービスが出来ていた。ただし、クレカード限定なので、クレ嫌いのわたしにはきつい。
◆2:見えない道の歩き方 雀鬼 桜井章一の最新刊
 まさにね。道って見えないものなんだ。見えたらそれはもう道じゃない。(のかも)
◆3:古武術家 甲野氏の随感録
 甲野善紀(こうのよしのり)氏は最近知ったばかりの人物なんだけど、古武術ってのが異様にすごいシロモノで、むろん甲野氏もすごい。あの方の理論は「介護」にも応用が利くらしいのだけど、分る気がする。わたしの同僚を見ていると、動けない患者サマを動かすのに変に力を入れすぎなのだ。ムリムリ足を持ち上げてみたりとか、ムリムリ立ち上がらせてみたりとか無謀なことをやるから、あれじゃあ自分だって腰を痛めてしまうし、疲れすぎてしまう。しかし、上記介護のページを見て思ったのは、この方法は、人(患者サマ)の身体への抵抗感の強い人はなかなかできるものじゃないなと。つまり、人の体に穢れを感じ触れることを嫌がっていると、自分の身体の方に過剰に負荷がかかるということだ。であるから、患者サマとの関係次第では理論どおりにはいかないかもしれない。ということは、技術以前の問題をクリアしていく必要がある。
 (2のページは、甲野氏のリンクをたどった。)
◆4:sukimablueで検索して辿ったページ多数(なぜか大勢いる。スキマスイッチのファンが多い)
◆5:マル劇トークオンデマンド「後期高齢者医療制度は必要だ」
 ページ見ただけでまだ聴いてないけど、通称「後期」は必要、との由。
 そりゃ必要なんだろうけど、年金問題とかいろいろあって、ヤツらの考えたとおりにさせたくない、というむかつき感が強い。つまり、目先の感情が優先されてしまう。特に復讐心や怒りへのこだわりは、優先されやすいってことかな。おろかなり、人間、みたいな。
◆6:雑誌のfujisanからSIGHTのページ
 今回は「医療特集」のよう。
「日本を代表する知性・内田樹が指南する『老い・病と向き合って人生を楽しむ術』」ってちょっと吹いた。そんなサムライジャパンじゃあるまいし、代表することもないだろう。けどわたしの知る限り、ネットでは内田氏ってかなりつっこまれているみたいなんだけど、どうなのかねえ。
 「北野武が新作映画『アキレスと亀』を語りつくす!」って、北野武に何か語らすの好きだネ。
しかし、そんなに医療ってダメなのか。感じてない自分ってよほど健康体で幸せなんだろうな。
けど、医療の人間だって人間であって神さまでも天使でもないんだから、けなしたり期待するばかりではなく、ちっとは評価してもいいんじゃないかな!? 少し前事情で救急車に乗ったとき、救急隊の人が言っていたのは、「東京で一番多い救急要請は『眠れない』なんだけど、そんな要請でもこたえなくてはならなくて病院をさがしまくって、でもなくて、どうしたらいいのか」って、マジで泣いていた。要するに、社会のゆがみの全体が、救急と医療に向かって押し寄せている。眠れないなら寝るなって言いたい。けど、それじゃあ翌日の仕事に差し支え負け犬になるから、とか、ともかく社会や個々の人間の闇が、自分でちゃんと把握も整理もできないまま、病気という形をとってしまう、としか思えない。(注:みながみなとは言いません)
複合的に何かが間違ってはいないだろうか…?
◆7:40代フツーのオバサンのファッション大研究
 この方のAll Aboutでの少ない服でもおしゃれになれる?も、なかなかの好取材。
服ってナンなんだって、この季節、いつも考えてしまう。
ちなみに先日、隣町のホテルで職場の忘年会が開かれた。今年は「100年に一度の大不況」のせいか、みな一様に貧乏な格好だったので笑えた。去年はみなさん随分リッチでファッショナブルだったというのに、今年はまるで部屋着もかねたような毛玉のたった綿orニット素材の服が堂々と。これも変な話で、うちの職場は製造業とか物を売る仕事ではなく、直接に不況の影響を受けて金欠に陥っているわけではない。第一、去年も今年も給料、ボーナスともに同額だった。本当に職を失った人が金を使わないのは分るけど、当面さほど困って無くても、世間の空気を反映するのだから、すごいなと思った。
 しかし、宴会とかパーティーとかは常に同調圧力の場であるから、皆がドレスの時は普通のかっこうはミジメな気分になり、皆がボロの時にひとりドレスだとこれもミジメ。バカらしい場といってしまえばそれまでだ。最初から参加しないのが一番いいのかもしれない。
それでも、これからパーティーに参加する人は「毛玉」を立てていくと吉かも。(へたに信じないでください)
バカらしい場ながら、ここ数年考えに考えたお陰で、パーティー(人の集まる場)でのある種のファッションポリシーができたのでお披露目する。
☆1:黒い服は着ない
理由:たいがいみんな黒い服だから。
☆2:雅子サマの定番のようなスーツは、いくら仕立てや生地がよくても着ない
理由:皇室の人間じゃないから。ダサいから。
☆3:首から真珠のネックレス(偽真珠だろうが本真珠だろうが)はしない
理由:それで上品になるという思い込みがイヤ。ならない。そんなじゃ上品にならねー
☆4:コートは去年のですます
理由:どうせすぐに脱ぐから。
☆5:日頃からカラダを鍛え、美しいボディラインをキープする。
とブログには書いておこう。
実際には、ボディシェイパーやらなんやらでぎゅうぎゅうに肉を集めると良い
☆6:ハイヒールはネットで買わない
理由:失敗するから。足が大きいから。
☆7:ブレスレットを買うくらいなら、腕時計を買う
理由:時間が分るから。ちなみに、ネットで買うなら「リストウォッチ」で検索するのも良い。
☆8:ストッキングは普通はかないスゴイやつにする
理由:普通だと普段のOLみたいだから。ただし、大根足が強調されるものは避ける。あとは開き直る。
と、だんだんボロが出て来たのでこのへんで。以上、参考になれば幸いです。
◆8:住宅ローン最大600万円減税 自公税調が概要 2008年12月5日3時1分 asahiコム
家をずっと探している。2週間ほど前の夜も、かなり冷える夜だったのだけど、道をチャリでこいでいたら→→→の看板が何個も続いていて、真新しい家に辿り付いた。どこからか20代なかばの男性が現れて、「どうぞ、どうぞ」と招くので「え? 中入っていいんですか?」と聞くと「もちろん」と言うので、玄関までの三段ほどの階段を上ってドアを開けた。この時点でドアのつくりの良さに惚れ惚れとした。玄関に入ったら、中に上がる前のタタキの横に観音開き形式のドアがあって、「なんですかなんですかこれーー?!」とアホのように興奮ぎみに開けると、そこはなんと靴専用のクローゼットだった。通常サイズの靴なら千足、ガリバーサイズの靴でも確実に一足(というか一個)は収まる広さで、ものすごい豊かさを感じた。早くも「この家に住みたい」と思った。
そんな調子でキッチンから風呂場から全部見た。今まで見た中でもっともパーフェクトな家だった。
その後、その20代なかばの男性と話をすると、彼は25歳で椎名さん。この前まで神戸でIT関連の職についていた。けど体を壊したのでこっちに帰ってきた。自分は人と接する仕事が好きなのでこの職が向いている気がする、という。
ということで、椎名さんにも親しみは感じたが、それよりもその家だ。価格は高いことは高いが、べらぼうに高いわけではない。新築でありつつ数ヶ月売れ残っているから本来の価格から随分下がった模様。なぜ売れ残ったのか、わたしのカンでは、車庫入れの難しさかと思う。でなきゃ不景気。でなきゃ風水上の何か。そんなでついに「資金計画」をたてに不動産やまで出向いた。夫にも付いて来てもらった。夫は気乗りしない風だったけれど、わたしの剣幕に押され付いて来たといったところ。
けど、やっぱ、ムリだった。諸般の事情で買えなかった。
というか、数日の間にわたしの頭もかなり冷静になっていたので、不動産やに計算してもらわなくてもムリだなと思い始めていた。仮にムリして買っても、家のために服買えない、旅行できない、なんて生活はイヤだ。
なのに2週間たってもまだあの家のことを考えている。用もないのに遠回りをしてあの家の前を通ってしまう。今日もそうだった。まだ買い手が付かないらしく、大きなノボリは下ろされていない…
って感じだったのだけど、このニュースのように住宅関係の優遇が充実してくれば、案外案外あの家もわが手中に収まるのでわ?? なんて期待が膨らむ。最大600万の減税は、年に60万の減税ってことのようで月に5万。うちって、毎月5万も税金払ってたっけか? ありえない…
そんなこんなと考えていたら、先ほどの甲野氏が「不安定な状態は、最も身軽な状態である。」なんて言葉を発しているのを知って「そうだ。家なんて安定はもっとも身重な状態だ」とそのまんまな影響を受けたりした。それでも家にこだわるのは、70を過ぎてからアパートを借りようとして、とんでもない言葉で断られる人なんかを知ったからだ。その人はもはや階段は昇れないので、どうしても1階の部屋を探していたところ、「火事が怖くて貸せないのよねえ、用なしのゴミはどこにも行き場ないのよ」と、自分だって70過ぎの婆あのくせにすごいことを言うのだ。(70歳の本人が言われたわけではなかったが)
そう考えると、高齢者といってもピンキリで、驕り高ぶった勝ち組みの高齢者もいるってことだろう。
そんなで何とか勝ち組みの尻尾のあたりに位置していようなんて、考えたわけだな。
はー難しいな。もう考えるのいやになった。
以上8件だけ紹介した。
やっとシーサーが復旧したので「保存」ボタンを押せそうだ。