参院選、どの政党に投票すっぺかなーー民主党はもうやめっぺかなーー

…という、現在直面する問題について、以下のサイトを参照しつつ、考えてみた。
1★インタビューズ (2010年06月23日)民主党の「豹変」マニフェストに異議あり 細野豪志民主党幹事長代理インタビュー
2★所得税論議 最高税率引き上げは問題多い(6月24日付・読売社説)
3★2010年6月のムネオ日記←の中の、「●【佐藤優の眼光紙背】菅直人政権には国家社会主義的傾向がある」
4★北欧型福祉迎合と増税論
1★:このインタビューは、変にハラハラした。なにせ今や権力は、政府、官僚、マスメディアと三種類あるため、有権者は三方面から騙されてボッタくられる可能性があり、三種三様の警戒をしなくてはならない。そのため、こういうフリージャーナリストの方のインタビューが役にたつはずなんだけど、ダサい質問だった場合、大して役に立たないため、どうなることかとハラハラしたのである。結論を言えば、47分あたりから俄然神保氏が冴えた事を聞いてくれたので、たすかった。(別にそれまでがダメというわけではないので、見るのオススメ) 曰く、民主党にとって鳩山さんの県外or国外案は勝手な暴走だったのか、それとも政権交代の真の意味として、アリなのかどうか、あたりの質問だった。(答えは本編で)
細野氏が言っていたことの中で印象的だったのは、氏の故郷静岡では昔はサッカーをやりたい子は誰でも出来たけど、今は一定以上裕福な家庭の子でないと、サッカーすら(勉強だけではなく)やれなくなっている、とのことで、そういう「格差」に対する問題意識はあるらしいのが伺えたことは、まあまあ民主党にとってのポイントになった。(ただ、さほど大きな危機感や具体性は感じられず)
 それにしても、菅首相の演説の「強い経済、強い財政、強い社会保障」っての、全方位にいい顔しすぎなのでは? それに「強い弱い」という基準が古臭くないか?
2★:「課税最低限は標準世帯で年収約325万円」とのことで、それをもっと下げて、年収の低い人からも徴収すべきという、おそろしいご意見。年収約325万円に対してだって、厚生年金、健康保険、失業保険、介護保険と、ものすごい金額が天引きされている。読売社説書いた人、自分が金払いたくないからって、もう少し調べてから書きなよ!!
3★:他党であるはずの「自民党」案の10%なんて言っているようじゃ、確かに全体主義で怖い。
考え方なんて本来何通りでもあるはずで、それこそ「ベーシックインカム」という考えもある。また、厚生年金やら健康保険やらなんやらかんやらと複数取られる実質税金と同じものを、一元化することで合理化できるなど、財界人や官僚の代弁者ではない、多様な考えを提出してこそ、ほんとうの政治のはずなのである。
他党と違う考えを出せないなら、最初から同じ政党でやっててください!! (自民主党でいいよっつーの)
4★:これはなるほどねえと、激しくうなってしまった。リンクされている再修正国民純負担比率は、うなりすぎて顔がブブゼラだ。道理で負担感ばかり大きいと思った。これの前のエントリの「法人税を下げるより、もっと社会貢献するべき! (05/05)」は、企業の強欲ぶりがよく分かる。黒沢の映画『七人の侍』に「百姓は、(コメや金を)無い無い言いながら実はタンマリ隠している」っていう台詞があるけど、企業や富裕層もきっとそれだと思う。もっともこの前のリーマンショックで大損こいてるんだろうけど、借金してまではやってないはずだから(わからんけど推理)。それ以外の、介護したり子育てしたり、親の資産なしで自分で生きている人は、場合によっては借金までしなくてはならないのに。
国民として充分に税負担をしているのに、税が生かされていないのは、なぜなのか?
いったい、どこへ消えているのか?
そしてまた、消費税増税の必要性を社会福祉の側面から押し付けようとする、一定勢力。
だましてでも、やろうとする、勢力。
頼むからもう、騙すのは、やめてください!!!!パンチ
パンチ爆弾exclamationちっ(怒った顔)