消費税upは、「国の借金」返済のためなのか、社会保障費のためなのか? NHKぬーすをっつ雑感

さっき、NHKニュースウォッチ9で、消費税を10%に上げることに関して、ふたりの市井?の人が、それぞれ賛成、反対の立場から意見を言っていた。


賛成である人は年の頃30台半ばの、ホワイトカラーな男性で、PCを駆使して色々なデータを出してきて、事業仕分けによっても、国の借金800兆円に対して、わずか2兆円程度しか金が浮かなかったことなどを理由に、消費税upの必要性を言っていた。
反対である人は、年の頃60台くらい。農業と経営とをミックスしたような職の方で、何人かの部下とともに、経営理論なんかも話し合う、っていう感じの人で、その人は、仕分けでやったことは天下りとかその程度のことなので、まだまだ無駄がある、という意味のことを言っていた。
でもってその前にニュースウォッチでは、国の借金800兆円(ホントはもう少し大きい数字で、840兆円だったかな)は、国民ひとりあたりに換算すると、670万円の借金になる、とのことで、司会のお二人の頭に、670万円という数字がCGで?デカデカと張り付いた。
そのCGには、ものすごい違和感を感じた。
どーーして、あたしの頭の上に、670万円もの巨額の借金が張り付かないといけないのか?
国がしてくれたことの中で、確かにしてくれたなと思うことと言ったら、子どもたちを通わせた学校の、教科書と学校の先生のお給料くらいのもので、あとは特に感じないんだけど。当然、保育園なんか、いくら頼んでも入れてくれなかったし、その分高金利の金融会社にたくさん借金をして、その返済に苦しんだ。
たしかに子どもの高校の学費を出せなかったときに申請したら、県が全額払ってくれることになって、それはありがたいと思った。今になって高校授業料は国が払ってくれることになったので、もとから国が負担してもおかしくないお金だったとしても、その時は感謝した。(それと一緒に「一生懸命勉強すること」とか、条件みたいなことが書いてある紙が付いて来たのには、ちょいと白けた)
それでも、高校を中退させずにすんだので、素直に感謝したものだ。
その分だとしても、二人分115万2千円である。しかもそれは県が払ってくれたものだし、第一、
その分こっちは、膨大な税金は、払っているのである。
国を成り立たすのには、いろいろと物入りだとしても、
どうして、その800だか840兆だかって、巨額の「借金」になってしまったのか?
普通借金がかさんだら、支出を抑えるとか、収入が増える工夫をするとか、何かするもんでしょう? 
そのまま手をこまねいて、借金が増えるままにしていたというのは、どういうことなのか。
番組は、ちっとも説明してくれない。
そういうズサンな金の使い方をする人(国)に、金銭管理任せられないから、消費税upもイヤだというのだ。
わたしはてっきり、消費税を上げるのは、社会保障費のためだとばかり思っていたのだけど、番組を見ると、借金返済のためのようだ。
ここらへん、菅首相は何をどう言っているのか?
ちゃんとした事を言っている気配が感じられないのだけど、どうなんだろうか?

■消費税が逆進的なのか累進的なのか
という論争が世間にはあるらしいが、消費税は三重に逆進的であるが、一番正しそうな気がする…
当方まったく数字に弱いので、たんなる霊感だけど。
というか、聞いていると、高齢者が憎たらしくなってくる話で、なんとかその貯蓄に税金をかけられないのか!!?? オレオレ詐欺みたいな不穏当つうか犯罪ではなく、ちゃんとしたやり方で、貯蓄から金をまわしてもらわないと。
あと、公平性のために政府がやろうとしている、食品への消費税は少なくとか、税の還付に効果があるのかどうかってのも知りたいところだ。

投稿者 sukima