人間界に疲れた………

わたしの普段見ているRSSフィードの書き手の皆様はとても元気だから、いつもエネルギーのおこぼれを頂戴できてうれしい…
けどわたしは人間界にかなり疲れた。だって、疲れません??
たとえばオバマ。いくら核爆発の前段階でとめる実験とは言っても、核実験は核実験。一年前のノーベル平和賞、返しなよね。
そりゃ大人の事情があるんでしょう、オバマさんだって本心はイヤでたまらんのでしょう、けど、そんな理解を示してやる義理はない。
それと前田検事? あいつの言い分はもうあきれはてはてはての最果てまであきれたね。
>大阪地検・特捜部による証拠改ざん事件です。
>逮捕された前の特捜部長は接見した弁護士に、
>「最高検が作ったストーリーによって逮捕された。納得がいかず検事をやめるつもりはない」
>と話していることが分かりました。
引用前特捜部長「最高検が作ったストーリー」:TBS
「検察が作ったストーリー」という話をわたしが最初に聞いたのは、小沢一郎起訴の時に立ち上がった検察批判の証言やインタビューの動画配信でだった。その時に、検察という機関のやっている事が、証拠や証言を集めて事件の全容を緻密に調査、解明していく、のではなく、まず自分たち検察があらかじめストーリーを作り、それに従った取調べをする、つまり、ストーリーに矛盾するような証言や事実は排除し、自分たちのストーリー通りの内容になる自白を無理無理に口に出させて調書を作る。そういう拷問としか思えない行為をしているという、にわかには信じられない話だった。
その経験をした人たちは、検察によって大変な苦痛と屈辱を味わい、わたしだったらその場で発○しているかもしれないくらいの、熱湯を飲まされ血反吐を吐くような思いをさせられ… さらに、それら検察の実態は、本来広く世間に知らしめる役のマスコミには抹殺されているから、一般人も聞いても「まさか」という思いから、信じられないでいた内容なのだ。
それを今回前田元検事は、自分が捕まった段になって「最高検が作ったストーリーによって逮捕された。納得がいかず検事をやめるつもりはない」
などとと言い出した。わたしもこのニュースは見た。「ストーリーありきの取調べ」を先日までやっていた当人が、苦しめられた側の真実の叫びである「ストーリーありき」証言をまんま横取りしているのである。思わず「パクってんじゃないよ!!!!」と叫んでたね。
しかもモンダイはこれだけではない。
前田という検事が、今までどんな事件を手がけてきたのか。そこで有罪になった事件、冤罪ではないのか。
あと、こういう存在が育ったということは、育てた土壌としての検察組織という大問題があるはずで、それを遡上に上げなければ、つまらん雑魚を一匹処分したからって、同じことが繰り返されるのである。
いったい、どうなっているんだよーーー!!!!
と、考え疲れ果てた。
この一件は、当然、前田元検事が手がけたという「小沢一郎」にもつながっている。
☆参考サイト検察3つの“公然の秘密”――「ストーリー捜査」「虚偽の自白」「リーク」が、ついに白日の下へ
感想:立花隆氏が
>そこに、あるストーリーを持ち込む、すなわち仮説を作ることがサイエンスの最初の一歩である〉(信濃毎日新聞/10月3日付)
といっているらしいけど、サイエンスの対象と検察の取調べ対象はぜんぜん違うではないか。
サイエンスでストーリー間違ったら自分の研究が目茶目茶になるだけで、サイエンスの対象は痛くも痒くもない。
検察の対象は、自分の言い分をちゃんともっている人間なんだから。
立花隆つう人、知の巨人じゃなかったのかね???
…>>>つづく

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