マネーセンス、変わった方がいい
お金について長らく考えて来た中でひとつ見えてきたのは、従来通りのマネーセンスでは立ちゆかないということで。
2011年に入って「Donation」という言葉を使い始めたのは、とにもかくにも、必要な場所—でありながら従来の資本主義社会の収益の仕組みから外れている場所—へ、お金がいかなことにはしょうがないんではないか、ということで。
まして、今存在する、「物とサービス」を中心にした企業の雇用は相当に足りていて、なおかつ定年を過ぎた人もまだまだ働けるし働く気マンマンだし、さらに海外の安い賃金の労働力がモテモテとなると、日本の新しい世代(若者層やいったん失業したもの)が、従来の企業の中に入り込む余地は、少ない。
そんな中で、何かをやっている—ブログでも動画でも絵でも漫画でも活動でもなんでも。あるいは存在そのもの—に対して、マネーのいく仕組みが作られないと…
そんな中『GIGAZINE』の出した本『未来への暴言』を読んでいたら、こんな章があった。
「超少額決済システムを握ったところが最終的な勝利者に」
これ、「少額」に「超」が付くのが味噌。
考えてみれば、現在の決済システムは最高に安くても500円で、それ以下を扱っているのは見たことがない。500円は、けっこう大金。これが、1円とは言わないけど、10円から扱かうシステムが出来たら、自分が応援したい発信者に対して気楽に送金できるようになる。
同章では意外にも、このシステムを一番有効活用できるのは「国連」ではないかと、大きな風呂敷を広げていて、なるほど、直接国連を支援できるようになれば、世界はものすごく変わりそうだ。
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そんなで「超少額決済システム」が待ち遠しいところであるが、今できることもいくつかあるので、リンクする。
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