【復興庁】【CSS】ガジェット通信を参照、復興庁について考える
ここんとこ自分、CSSに魅せられている。どうしょうもなくハマっている。
けれど、それも今宵限りにしようと思う。
なぜなら、これには終わりがないし、CSSばかりをやっていたら、CSSが飾るべき文章や画像がおろそかになるからだ。
そういう事態を防ぐために、わたしの使っているseesaaをはじめさまざまなブログサービスは、あらかじめデザインテンプレート(CSSとだいたい同義)をいくつも用意している。これにより、CSSなど知らなくても好きなデザインで自分の文章、画像、動画をアップできる。「段落」用タグなんか知らなくてもtextはアップ出来る。
ちなみにseesaa、今年に入って仕様を変更、いくつのか点で使いやすくなった。
日々のsukima: seesaa研究第二回にも書いた、あの長大な「ジャンル」から選ばなくてもアップできるようになった。あと、保存(アップ)ボタンが入力部分に近くなってやりやすくなった。助かる。
そんなで、CSSのことは知らなくも自動化されているのだけど、せっかくハマったのだから、思いついた事を書く。
ポイントは、見出しと引用
これは<h4>
<h5>
<h6>
見出しは、新聞や雑誌が好例な通り、記事のタイトルである場合と、記事内で読みのナビゲートをするものだ。
文章というのは長い。長くて読むのに時間がかかり、同時に体力や知力も使う。
であるから世の中に現存するすべての文章を読むことはできない。現存どころか、今日発行された新聞ぜんぶを読むことも不可能。というか一面を読むことすら大変だ。
いや、そんな程度なら別に何も苦痛ではない。問題なのは、「これ読みたい」「これ読まなくちゃ」と切実に思っている文章すら、読むのが追いつかないことだ。
ネットの文章は日に日に膨れあがっている。
であるから、見出しはいかに読む気にさせるかが重要。と同時に、期待外れにさせないためにも、内容にあったタイトルを付けたい。
検索エンジンはh5やh6には反応が鈍いためSEO的には無意味らしいが(<h1>~<h6>タグの効果! – お小遣い稼ぎサイト)、文章のかたまりにメリハリをつける意味では有効に使うと便利だと思う。
引用は奥が深いのだ
ブロガーにとって見出し以上に気を遣うのは、なんといっても引用だ。
たとえば、【なぞなぞ霞ヶ関】何をしているのかよく分からない復興庁のお仕事についていろいろ聞いてみた – ガジェット通信で見てみよう。
【なぞなぞ霞ヶ関】何をしているのかよく分からない復興庁のお仕事についていろいろ聞いてみた
2012.04.18 12:00:16 記者 : ふじいりょう カテゴリー : 政治・経済・社会 タグ : 政治 霞ヶ関
ブロガーから見て「なぜ?」と感じる、国会や公官庁の慣習や仕組みについて、政治家や官僚、メディアの中の人に聞いていく『なぞなぞ霞ヶ関』。2回目は、2012年2月10日に設置された復興庁について取り上げます。
言うまでもないですが、復興庁は東日本大震災における被災地・被災者が一刻も早く元通りになるために、内閣の下に置かれました。年間予算は2兆433億円。職員数は約250名です。決して少ないリソースではありません。
しかし、復興庁の仕事に関してはよく分からないこともあります。例えば、サイトの冒頭には次のように記載されています。
復興庁は、(1)復興に関する国の施策の企画、調整及び実施、(2)地方公共団体への一元的な窓口と支援等を担います。
しかし、190名という全体の75%以上が東京勤務という配置。平野達男復興大臣は発足時の会見で、「復興の主体は自治体」と強調されていましたが、これで本当に被災地の自治体や被害者のニーズを把握できているのでしょうでしょうか。
ちなみに、現地で活動しているNPOの複数関係者に「復興庁から連絡などがありましたか」と聞いてみたのですが、「一切ない」とのこと。あるNPO幹部は「産業界との連携を図りたいようですが、具体的な住民のニーズの把握を主体的に務めているように感じられないですね」と話し、ハナから期待していていないような口ぶりでした。
また、各地方自治体の担当者に聞くと、この「一元的な窓口」というのはどうも限定されたものらしい、ということも分かってきました。東北地方の地方紙・河北新報に『津波に耐えた桜並木伐採 「希望だった」住民惜しむ』という記事が2012年4月13日に載りました。宮城県亘理町荒浜地区の桜並木が防潮堤の復旧工事に伴い二月下旬に伐採されたというニュースでは、「住民には詳しい説明がなく、作業を見かけた人が中止を訴えたが受け入れられなかった」とあります。この事件も含めて、とりあえず復興庁の宮城復興局に問い合わせてみました。
Q:亘理町の桜並木の伐採の件は、復興局として把握されていたのですか?
A:ニュースになったことは把握しています。この件は、防波堤の「復旧」の案件なので、直接の管轄は国土交通省になります。
Q:えっ? 「復旧」と「復興」はどのように違うのでしょう?
A:「復旧」は、道路や水道といったライフラインや今回のような防波堤の修復のようなものですね。「復興」は、産業の振興ですとか、新たなまちづくりといった案件になります。そういったことについては、各自治体の担当者と具体的に話しあっている最中です。
Q:つまり、予算をどのように配分するのか、ということでしょうか?
A:復興法で、特区などの制定により、さまざまな助成がありますので、どのように活用するのがよいのかを、自治体と相談しながら「復興」を進めるということですね。Q:NPOの方々にお話しを伺ったところ、「どんなことをしているのか分からない」という声が多かったのですが。
A:被災者の心のケアなど共同していきたいとは考えてはいます。NPOが活用可能な財政支援について案内しておりますので、お問い合わせして頂きたいと考えております。
Q:復興庁として、具体的な企画やアドバイスはしないということなのでしょうか。
A:各自治体や住民のニーズに関して、できるだけヒアリングして適切な対策ができるようにしております。
Q:ちなみに、宮城復興局の職員は何名なのでしょう?
A:約35名になります。いやぁ、「復旧」と「復興」って違うんですねぇ……というのが一番の感想になります。いずれにせよ、自治体やNPO・企業などからの提案待ち、といったのが復興庁の姿勢のようです。それから35名という職員数では、とても広い範囲のきめ細かな対応が取れるようには思えないのですが……。東京にある復興庁の担当者に聞くと、職員は「全省庁より移籍」しているとのこと。主な業務は、「自治体の要望・意見の吸い上げと、各省庁間の調整業務」ということだったのですが、予算を配分する前に必要な、各自治体とのコミュニケーションが取れる体制にないような印象を受けました。
また、被害者をはじめとする、一般市民に対するPRも不足しているのではないか、とも感じました。例えば、復興庁サイトの「被災者の方へ(各種制度の解説集、相談窓口)」のページはまったく情報が上がってません。これでは「何の仕事しているのか」という疑問を持たれても仕方ないと思います。
被災者の方へ(各種制度の解説集、相談窓口)| 復興庁
http://www.reconstruction.go.jp/topics/cat22/しかし、復興庁に限らず、公官庁のサイトってなんでこんなに使いづらいんだろう?? ちょうど首相官邸のホームページの予算が4500万円だったということが話題になったことですし、次回は官庁のサイトはどのようなプロセスで作られるのか、調べてみようかしらと考えております。
……これでは、引用ではなく全文転載だ。全文転載ってどうなんだろう? やってもいいのか悪いのか。
よく分からない。人によっては、苦労して書いた文章をまるまる盗まれた気になって怒るかも知れない。
この「ふじいりょう」氏も怒って何か言ってくるかも知れない。もしもそうなったらわたしはこう答えよう。
あなたの書いたものはあまりにも社会的に重要度が高く、読まれる必要のあるものです。
しかも、無駄な箇所が一文字もないので、わたしには切り取れなかった。
わたしには…どうしても…
但し、あなたの「一番の感想」はわたしの一番の感想とは違います。
それでも、一番の感想を聞けたのは良かったと思います。
まあこれで許してくれるに違いない。(ってことで)
しかしだとしても、全文掲載すると、とても文章が長くなる。わたしが想定する読者は常に、活字中毒ではない、どっちかといえばヒマがあればビールを飲んでいるような無精な人物だ。なので人様の文章のせいで長文になるのは好ましくない。
また、被害者をはじめとする、一般市民に対するPRも不足しているのではないか、とも感じました。例えば、復興庁サイトの「被災者の方へ(各種制度の解説集、相談窓口)」のページはまったく情報が上がってません。これでは「何の仕事しているのか」という疑問を持たれても仕方ないと思います。
被災者の方へ(各種制度の解説集、相談窓口)| 復興庁
http://www.reconstruction.go.jp/topics/cat22/
これくらいなら短くていいだろう。
復興庁の問題点を端的に表し、なおかつ、復興の現場にいる個人やグループの目にとまった時、情報の実用性があるからだ。
本当にそうか、実際リンク先に行ってみた。
するとWhat’s New!!なるwindows95時代を思い出すindexがあった。
「What's New!!|復興庁」は「復興庁」トップページの、帯びに短し襷に流し的コンテンツ全体の新着情報なので、復興庁全体の新しい動きはコレってことになる。
最近だと二つ上がっていて、一つは[4月20日]復興推進計画を認定しました|復興庁という役所事務仕事ひとつやりました、みたいな報告。もう一個が[4月20日]被災地における在宅就業等支援対策に関する連絡協議会というもので、母子家庭のために在宅でできる仕事を紹介してくれる…? と思いきや、有識者で話し合う日時が4月25日であると。
4 議題 (1)「被災地域における在宅就業等支援対策に関する連絡協議会」の開催について (2)関連する施策の状況について(報告) (3)各委員からの意見 (4)その他
なんだか気の遠くなる話しだが、一般人も入れるみたいなので、直接意見は伝えられる(?)
サイトを見るとにぎにぎしく並んでいる行事というか、予定というか、報告であるが、実際はどうなのか?
そこらへんを伝えているのが、「ふじいりょう」氏の現地で活動しているNPOの複数関係者に「復興庁から連絡などがありましたか」と聞いてみたのですが、「一切ない」とのこと。あるNPO幹部は「産業界との連携を図りたいようですが、具体的な住民のニーズの把握を主体的に務めているように感じられないですね」
といった情報だ。
さらにまた「河北新報 東北のニュース/津波に耐えた桜並木伐採 「希望だった」住民惜しむ」も人ごとながら悔しい話しだ。堤防作りが大事なのは分かるが、それ以前に地域の人への報告・連絡・相談が先だろう。何を勝手にやっているのだ。ほんとーに腹がたつ。それで被災者の心のケアなど共同していきたいとは考えてはいます。
なんて言うのだから、怒りに拍車がかかる。最近では二言目には「心のケア」と唱えているが、心のケアは教科書に載っているものじゃない。今現在も心は左右され続けているのだ、例えば復興庁によって。
今日の重要なリンク先
他の引用方法について
最近、<q>
というタグがあるのを知った。さっき使ったものだ。自分の文章内に取り入れたい時に便利だ。この場合も、コピーアンドペーストで持ってくるのか、それとも自分で咀嚼した大意をもって来た方がいいのか…
それはともかく復興庁、トウキョウで固まってないで、ちゃんと仕事をするのかどうかってあたり。