虫はムシできない
前回アップの6月12日からこっち、更新なしでした。
(ピントがずれてます)
それもそのはず、うちの庭は、恥知らずなほど雑草まみれだったからです。
いくら面倒くさがりで、普段他のブログでレシピをムシした無精なお菓子作りを披露しているわたしでも、さすがに恥ずかしいです。
それでなくても、世のガーデンサイトの素敵なことったら!! ぺんぺん草一本たりとて生えていません!!
(中には、防草シートを敷くなど、雑草予防に工夫したり)
それでも8月の夏のさなかに、我が家のメンズがやっと雑草むしりをしてくれたので、
(もちろん、長袖長ズボン手袋の重装備で。例のほうsy(略)があるため)
「あーよかった、さっぱりした」
と、半年美容院に行かなかった金欠病の人がようやく髪をショートカットにした後のような気分で思いました。
写真は、そんな日の出来事です。
雑草むしりから幾日かが経過したため、新しい雑草が生えているものの、まだ背丈がないので気になりません。
この程度なら目をつぶれます。
問題は、ちょっと近づいてみたジューンベリーにありました。
毛虫と芋虫が、それぞれ一匹ずつくっ付いていて、ジューンベリーの葉を食いむしっていたのです!!
びっくりしましたねえ…
ジューンベリーの葉、この時点ではまだ少し残っていますが、
翌日にも見に行ったところ、一枚も残っていませんでした。
山だったら、禿げ山にされた、ということです。
孫正義氏だったら、さらなる後退ということです。
西山審議官だったら、ずれた、ということです。きも。
わたしは、この虫二匹を見た時、どうしようか迷いました。
ぶっちゃけ、殺すことも考えました。
殺す、というか「駆除」です。
しかしそれもまた気持ち悪いので、悩みました。
しばらくして思い出したのは、最近近所で、綺麗な蝶をよく見かけることでした。
夢のような蝶です。
全体は黒いのに、部分にあざやかなアクアブルーをたたえているのです。
黒い蝶飛んでる? と見ていると、隠れていたアクアブルーの部分が、羽の動きによって目に飛び込むのです。
ひょっとしてひょっとして、まさかこいつらの、どっちかが、それの幼虫??
と考えたら、ありがたくて駆除できなくなりました。
庭の植物の意義は、「観賞用」「目隠し用」「自給自足用」と、いくつかありますが、
「蝶養成用」という考えも、なくはないってことです。
そのためには、木の1本や2本は、それようにはやしておいても、いいのでわ?
だからとって、蝶を飼うとか育てるのはやりたくありません。
面倒くさいので。
蝶の幼虫が勝手に食べていってくれるなら、それでいいです。
そして、ときどき、この目を楽しませてくれるなら…
ザッツ共生。
そんなで、ジューンベリーの木を、もう1本くらい植えてもいいかなと思っているところです。