ラジオで「ブラックバイト」について聴いた

夕飯時にラジオを聴いていたら、大学生を襲うブラックバイトの恐怖についてやっていた。
ブラックバイトとは、例えば、正社員と同じくらいの仕事量や責任を押し付ける、あり得ない残業量、制服などを自腹で買わせるなど。大学生は就労経験が少ないから、「仕事とはこういうものなのか」と思い、従順になってしまいがちと。
さらに、昔の大学生は趣味のための小遣い稼ぎであったが、今は、バイトしないと大学の学費が払えない、つまり大学に通えないからバイトしている。

それなのに「学校に行く暇があるなら仕事に来い」というトンデモ理屈で働かせるというのだから、たまったもんじゃない。大学に通うためのバイトのために大学に通えなくなる、というのだから。

さらには、就活のための活動や面接をしようにも、「そんな暇があるなら仕事に来い」で行けないケースもあるという。そんなで就活しそびれた学生は、結局ブラック企業に就職する確率が高いというのだから、どこまで負のスパイラル。

一緒に聴いていた末次郎は、恐怖を振り払うかのように、「そんなところ逃げちゃえばいいのに」と単純かしていたが。

おそらく逃げる、こともできない何らかのレトリックやブラック心理学めいたものを用いて罠にでもはめるような働かせ方+本人も生真面目+せっぱつまって金が必要、などの要素が重なり合うのだろう。

おそろしいことだ、金がないということは、そしてそこへつけ込まれるということは。

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もしもここを読んでる人で、「自分がブラックバイトをさせられている」と思った人は、誰かに相談しよう。

相談相手がいなかったら、市役所とかに該当する課がある。

大学にも該当する窓口があるはずだ。

ブラックバイトは、犯罪。

断固としてそういう意識を持っていよう。