ラルクの「READY STEADY GO」の発売日

仕事の帰りにCD屋へ。

「ないかもなー」なんて思って行ったら、ちゃんと平積みコーナーに一枚残っていたので、買った。

かなりお得な「シングルCD」となっていて、通常のバージョンに加え、

「hydeless version」「kenless version」「tetsuless version」「yukihiroless version」とあり、それぞれが、各パートのカラオケになっている。

つまり、「hydeless version」はボーカル抜き。次はギター抜き、次はベース抜き、次はドラム抜きのバージョンだ。

これがホントに楽しくて、抜けているぶんを自分が演奏したくなる。それに、ギターが抜けるとベースの音がよく聴こえて、「ベースってこんなにキレイな音なんだね」と感激。あと、間奏のポコポコした音、あれってギターの音なのかなぁ? ギターであんな音が出るのだろうか? でもkenless versionには入っていない音だから、そうなのか? と、そんな感じで興味がわく。

この前出た『L’Arc-en-Ciel Seven Days』のインタビューで、リーダーのtetsu氏が、20代前半のメジャーデビューしたばかりのバンドの子に、「中学時代、ラルクをコピーしようとしたら難しくてできなかった」と言われ、コピーさせない複雑さを「狙って」いたとはいえ、「でも、そういう次元で物事考えるのもどうかな(笑)と」次はもっと単純にしたいと思った、と答えていた。

「READY STEADY GO」はまさにそんな路線ではないだろうか。単に自分たちの音楽を聴かせるだけではなくて、次のバンドを育てていくような気概が感じられる。ボーカルだって、ものすごく歌いやすくて、のりのりで「READY STEADY GO!!いえー!!」ってなもんである。

まー不満を言えば、「READY STEADY GO」はかなり低年齢向けって感じなので、『REAL』で聴かせてくれたみたいな、大人っぽいのもぜひお願いしたい。でも、2年半ぶりの滑り出しとしては、もうばっちぐー!! あとはランキングがどこまでいくか!?ってあたりで、心静かに見守りたい。

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