http://www.eiga.com/special/spiderman2_2/

 最初グイと引き込まれたのが、イントロで出てくるスパイダーマンの水彩画風スケッチ。あれがすごく魅力的で、スパイダーマンって現実にいるんじゃないかって感覚が、一瞬だけど起きるくらいだった。

 起承転結で言うと、起承までが、結構ゆったりとした流れで、ニューヨークの暮らしぶり、ピザ屋でのアルバイト、ぼろいアパートの漆喰、インテリア、などなどをじっくりと見せてくれて、なんだかこのままニューヨーカー何とか物語みたいな、ウッディ・アレンでも出てきそうな日常風景が続くのかな、みたいな錯覚に陥っている頃、ドドドド、と来ちゃって「あ、これスパイダーマンだったっけ?!」。

 特に、ネタバレしちゃいけないのだけど、1/3くらいのとこで出てくる、金属アームを外科オペで外そうとするあたりは、わたしは「ぎゃー」となって目つぶってましたね。(約180円分の損失でしょう)

 でも、目をつぶるようなポイントはそこくらいで、あとはハードなアクションや格闘シーンがあっても大丈夫、気持ちよく見れた。

 今回の悪役ドック・オク演じるアルフレッド・モリーナは、http://www.eiga.com/special/spiderman2_2/02.shtml で、謙虚なことを言っているけど、前回のウィレム・デフォーより、相当いいのでは? 悪役として、かつて見たことのないタイプの味を出していると思った。

 胸の奥深くに何かを残す、ってところまではいかない純粋な娯楽映画だけど、「スパイダーマン」への愛情がいっぱい詰まった、胸の熱くなる愛と正義の映画。あんだけ金属アームでブンブン振り回しているのにパンチラにならない、不思議な映画。

 ネタバレになるから書けないけど、まだまだ見どころ、山場満載の映画でした!

※ウィレム・デフォーって、ウィリアム・デフォーじゃなかったんだ。