高校生、バンド。文化祭を目指して!

 うちの高校3年生、達也(仮名)といって、バンドをやっているのだけど、ぜんぜんラルクファンではない。

 そりゃそうで、家の中に二人もファンがいたのでは引いてしまって聴く気にもならないだろう。

 …と、思ったら、どういう奇縁か妙縁か、高校で米倉忠史(ただふみ)という男と出会ってしまい、米倉は後に達也のバンドのボーカリストになる男なのだが、そいつが、「ラルクしか聴かないラルオタ」だったのである。(アラマァ^0^)

 当初、達也は戸惑ったという。米倉は、文化祭で演る楽曲として、「『RUTE666』がやりたい」とか、「『ピーピングトム』がやりたい」と、「ラルオタしか知らない曲」ばかり演りたがるので、必死に抵抗したそうだ。

(ちなみに、恥ずかしながら「ピーピングトム」はわたしも知らない。「RUTE666」は『REAL』収録のhyde氏が作ったかなりの名曲。余談ながら『REAL』の「Stay Away」「RUTE666」「Time Slip」の3曲の流れは大変に素晴らしいと思う)

 米倉は、かなり歌の上手いやつで、1年の時、文化祭で何とかっていうJAZZを歌って聴衆を唸らせたという伝説の持ち主。なので、何を演るにしろ、後は楽器さえちゃんとすれば、それなりに聴かせる自信アリ、なのだ。

 一方、達也は、自分の好きなACIDMANをやりたいと思っていて、できれば、自分のパートのギターだけではなくて、歌も歌いたい、と思っている。

         以下、次号をまて(ねむくなったので;)

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