町の砂漠化

近所のスーパーでは売っていない雑誌を買いに南へ向かったら、南の本屋はつぶれていてauのショップになっていた。明るいオレンジ色の看板に「au」「au」「au」「au」と大きく書いてあって、はるか1万キロ先からでもauの店だと分りそうだ。
でも分らないのは、携帯電話なんて一度買ったら少なくとも1年くらいは買う用のない品物だろうに、毎週とか毎月新しい号の出る雑誌を売っている店が凌駕されてしまったこと。なんだか、悔しい。
それとも、本屋のタマシイ(というか「本」)は、携帯電話のあのちっぽけな画面に乗り移って延命するんだろうか。

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