この前までの「わかば」では田中裕子が母親だったが、今回の「ファイト」では酒井法子が母親役。
子供（主人公）は高校生の年齢なので、酒井法子ではいくらなんでも若すぎな～い？？
実際、酒井法子のこれでもかっってくらいの美貌っぷりに比べ、主人公のださっぷりたるや、みにくいアヒルの子？　いや、ブスとかイモっぽいという次元ではなく、あれじゃ「おばさん」。

演技が、女性性回避のおばさんと化しているのは、とても評価できない。
まるで酒井法子に「私より魅力あったらころすわよ」と脅されているとしか思えないじゃないか。
（そんなこと、ぜったい！　あり得ないけど。あったとしてもそれに屈しているようじゃ）

しかし、酒井法子の美しさはちょっと気合い入りすぎ。やっぱ田中裕子は偉大だったなぁと、再評価。

そんでもって今朝は、NHKにしては珍しく夫婦の閨房を描写し、夫の緒方直人が「妻の寂しさ」を顧みず、さっさと爆睡。「母でもなく妻でもなくひとりの女として甘えたかった」酒井法子は、迫真の演技*1で「んっもうー」を表現して見せた。

こうなると主役は完全に酒井法子やんけ？　って感じだ。しかし、翌日の表現をもっと深みを持たせてほしかったな。あんまやりすぎるとリアルになりすぎて、視聴者からクレームがくるかもしれないが。「朝から生々しい」とか。

ともかく、見ていてああいう夫最低！　と思ったので、まだ家にいた娘に、
「ああいう男とは、ぜったい結婚しちゃダメだよ」と忠告。すると
「あれは結婚して何年かたっているから、ああなるんだよねー
結婚前は分らないからなー」
「へー、そうなんだぁ」
ってどっちがオトナだよ？

のんびり屋のうちの娘にすらそういう知識があったので、驚いた朝だった。