悲劇:時効警察

その夜、わたしは時効警察を録画しようとスタンバッていた。
けれど、娘がおもしろおかしそうにテレビを見ていたため、録画できているか確認することはできなかった。
娘は、どのボタンを押そうかとウロウロしているわたしの指を払いのけるようにして、チャッチャと録画ボタンを押した。
さすが慣れている。かっこいい。

と思ったら撮れてないじゃん!
それが判明したのは土曜の夜で、その後、頭にきたわたしは月曜の朝まで口をきかなかった。

しかし、安心召されい。
ひょっとしたら、dadadaさんが録画しているかもしれないのだ。

娘には今朝も力作お弁当を作ってあげたわけだし、そんなにいつまでもこだわっちゃいないってあたりを、アピールした。

ほんとほんと、こだわってないって

 

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