憲法全文でも読んでみっか

コイズミについての悪しき噂(というか事実)を聞くにつけ、気の重くふさぐ日々だ。
昨日は、ストリーミングで配信された『日本国憲法』という映画(DVD)を見たのだった。
内容は、世界から見た9条ってことで、9条が果たした外交上の役割をさまざまな国の人へのインタビューで構成していた。もちろん、コイズミのニュース映像も、ブッシュとセットで数回出てきて、軍靴の響きよ高らかに…的なキョウキを感じさせた。(しかも髪の量が異様に多い)

ところでこの映画、タイトルは『日本国憲法』でも、やはりメインは9条だ。
hatenaキーワードの「護憲」には

左派が好んで使う言葉。反対語は改憲。

「護憲」は文字通りには「憲法を守ること」だが、護憲論者の多くは第9条*1や第24条*2(の改正反対)のみを問題にしている。

護憲を唱える人でも本音では第1章の象徴天皇制に反対だったりする場合が多々見受けられる。また、昔は左派の「護憲」といっても憲法9条の堅持のみであったが、知る権利などの新しい人権の追加を改憲への第一歩として右派側が進めようということもあり、左派の「護憲」という姿勢はいまや憲法九条の堅持のみとは必ずしも言えない。

とある。

わたしもさっきネットで憲法見たけど、感動的な「前文」の次の第一章がイキナシ「天皇」だった。
「天皇」についてあれこれ規定する章。ついでに下の方、88条も「天皇」の財産は国のものと規定していた。
天皇っていえば、このまえキコさまに第三子ができたというので、職場のsssさんなんか、ヒソヒソヒソヒソ
「変よね、あれだけ年が離れていて3番目の子なんて。作らないでしょ? おねえさんがあんなに大きくなったら」
「はぁ、家族計画の失敗ですかね? けっこうスケベなんですねぇあのご夫婦も」
「ちがうわよお、馬鹿ねぇ、まさこ様に男のお子様がお出来にならないから、出し抜こうって魂胆よ! おそろしいわねぇホントに」
しかもそのあと「まさこ様がおかわいそう…」と涙ぐまんばかり。

この年になっても、今だに世の中がわからない、さっぱりわからないと思う瞬間。

科学立国ニッポンなんだから、昭和天皇のDNAでもとっておけば今ごろクローン人間作れてたのに。

そんなで確かに9条以外は変えてもいいのかな? って気もしなくもないけど、変な変え方をされても困るのだった。憲法全文は、意外と短いのだけど、なかなか最後までいかないでいる。

<この項目つづく>

 

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