長野県のヘリ墜落事故について
2017年3月11日
長野県で防災訓練中のヘリが墜落し、乗っていた9人全員が死亡した事故。
新聞で読んだけど、そもそも全国的に防災ヘリのパイロットの数がものすごく少なくなっているという。
その原因のひとつが、若者が訓練の場としてきた「農薬散布」や「空中撮影」の機会が、機械に取って代わられていることとのこと。
一定の飛行時間がないと防災ヘリのパイロットになれないこともあり、次世代が育っていない、という。
機械やロボットがやれることでも、人間がやる必要って、場合によってはあるんじゃないか? と思った。
ちなみに、今回亡くなったパイロットの方は、長野県で唯一の防災ヘリパイロットで、計算上5日に1日は出動している。その他にも防災訓練としての出動も加わる。これ、もう過重労働もいいとこじゃないかって思うんだけど(休みの日も、いつ要請あるかわからないし)。
当面、なにかあっても、ヘリで救助に来てくれると大きな期待はしない方がいいかも(泣)