
今日、新聞を片付けていたら目に止まった一面。(たぶん2日くらい前の)
一瞬、え!大江さん死んだの?とぎょっとしたけど、そんなにアッサリ逝ってしまう人なはずないと思い直した通り、ぜんぜん違う話だった。
1961年に雑誌発表したものの、右翼に攻撃されて事実上発禁本になっていた、「政治少年死す」が、このたび晴れて全集にも入るよ、というニュース。
ようやく民主国家らしくなった、とでもいうべきか? それとも天皇って存在が地べたに近づいたってことなのか。それとも、文学のデフレが進行して高い値が付かなくなり、大江さんの書いたことなどどうでもよくなったのか?
ううーーん。どうかな。これからは改めて、文学(的なるものふくむ)を信じるものがその価値を高め高めて、けど妄信的にもならずって感じでいけたらいいのかなあ。いちおう大江ファンとして、そんなことをおもった。
長生きしてね、大江ッチ。←ちょっとは面白いダジャレ。爆。