おっさんずラブ。 最終回はまさかの「どんでん返し」!!
黒澤部長の愛、牧君の深い思い、幼なじみちずの遅まきに気づいた恋と、モテモテ春田のふりまわされぶりが可笑しかったおっさんずラブ。
謎だったのは、春田の胸のうち。
モテにモテて好かれるのはいいけど、この人いったい、どうするつもりなのか、どうしたいのか、いったい本当は誰が好きなのか?
そんなこと、くそまじめに考えても答えなんか出ないし、春田はじめ演技陣の熱演がものすごいハイレベルで、目を奪われ。
そしたらば、最後の最後のどんでん返し?が、エロすぎる。へ?? ハルタン、あんたいつからそこまで本気だったの? 今までとぼけてたん? テレビに映っている時間以外(テレビなのでそんなのがあるとして)に牧君のこと、本気で想ってたとか?
そういえば、あんなにダラけた男のくせして、やけにムキムキで(アドリブらしき叫びで牧君と千津が「いつ体鍛えてるんだよー」と言ってたw)、そこまで底知れないドラマだった……!?
底知れない。ほんと、底知れない。
最終回は、男同士の求婚シーン、男同士の結婚(間近)シーン、男同士の披露宴(間近)シーンと、目がまん丸くなりっぱなし。
しかも、人々の文化度が素晴らしく高いため、男同士だからと反対する人物はひとりも現れず、順調にことは運んでいった。
ここがポイントで、みなが、あったかい。男同士だからと、偏見なんかもたない。男同士だろうとなんだろうと、ひとりっぽちの孤独より、いいじゃないか。好きならばなんでもいいんだよ。好きなんだから、いいんだよ。
って、みんながそう思ってる。なんで思っているか? みんなそれぞれさみしいから。誰かを好きでいたいし、誰かに好かれていたい。可能ならそれで両思いになって、じゃれ合いたい、ふざけて取っ組み合いたい、ぽんぽんタオル投げ合いたい、触れ合いたい、抱き合いたい。
抱き合いたい~~!!!!
だからきっと、そういう感じの「恋」ってことでこっちも納得してた春田と牧君が、それ以上逝っちゃいそうな展開でフィナーレ。あーやば。好きだ、このシーン。リピ決定。というかすでにしている。w。
といった超絶見所以外にも、楽しみどころ満載で、最後の部長が佐川さんの手を……ってシーンはシャレがきつすぎる。息が止まるかと思った。あと、
マイマイと「わんだほう」の店長も、幸せになってほしいですね~
あと、マロと蝶子さんも、しあわせになってほしいですね~
そういえば、少し前の匿名はてなだいありーに
アニメや漫画に「魅力的なおばさん」が少なすぎる
ってのがあったけど、いる。このドラマにはいる。第一に蝶子さんなのはもちろんのこと、春田のお母さんが最高にイカす人生を送っている。だらしない息子(春田)との同居にいやけがさして、○×くん(名前失念)と「輸入雑貨のお店」を開くために、出て行ったのである。第一話と第六話にしか出てこなくて残念だったけど、いいキャラ出してくれたと、未来への希望がわいたのだった。