最近、面白かったもの。かつて存在しなかった職業、プロゲーマー
DANROという「『ひとりを楽しむ』をコンセプトにしたウェブメディア」を、フリーはつらいよ!開高健賞ライターが語る「自由とお金」の関係という記事で知った。
けっこう面白い。まず第一に「ひとりを楽しむ」というワンフレーズに癒やされた。
『黙殺』はまだ読めていないんだけど、その感想の THE MUSIC PLANT 日記: 畠山理仁『黙殺 報じられない“無頼系独立候補”たちの戦い』を読みました。これは面白い! の後半にある、
あとこの本読んでて、そういえば…と思いだしたのは家入さんのインターネッ党。あれなんか、ホントによかったのに、結局今や自然消滅。こういうのが、なんか…本当にがっかりさせられるんだよな、と思いました。例えばこのインターネッ党が、現在上手く機能していれば、社会は相当違うものになっていたかもしれないのに。
っていうのは、ほんとうにそうだと思った。インターネッ党でも何でも、始めたことが多少でも理解されるまでにはタイムラグってものがあって、その間空白のような真空のような状態になるけれど(単純に拒否反応がおきるばやいも)、それを拙速に「支持されなかった」ととらえるんじゃなくて、もうちっと待ってほしい、というか、みんな忙しいから、そうそう相手時間で物事考えられないわけだし。
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DANROの他の記事に、 伝説的プロゲーマー「ウメハラ」の意外な素顔 「基本的には競争がきらい」 というのがあって、ウメハラという人をはじめて知った。というか顔と名前くらいは知っていたんだけど、わたしは子どもたちがゲームばっかりするのに辟易した経験から、ゲーマーなる存在に好感情はもっていなかった。これを読んだのも、畠山さんの記事を載せるような、「ひとりを楽しむ」コンセプトの媒体だったからだと思う。他のメディアに載ったものなら、「あ、よくある成功者パターンものね、でなきゃ勝利ものね」と先入観をもってスルーしたと思う。
で、読んだ。あと、記事中のYouTubeがめっちゃ面白かった。チュンリーの高速足蹴り攻撃を次々に10回くらい手で止めちゃう。来る場所を完全に読み切っている。反撃に出たリュウが飛び上がり、ズシンと落ちてきてキックキックキックと重量感のある回し蹴りでチュンリーを完膚なきまでに叩きのめしてK.O.の文字だ。その時の観衆たちの拍手喝采たるや、かけねなしの驚きと興奮ではじけきっている。
わたしは基本ゲームに偏見をもっているタイプの人間であるが、こんなに人が楽しそうになれるって、すごいことだ。
そんなで、記事を離れ、他の動画も見てみた。
【NCR2018】ウメハラ初日まとめ【スト5】や、 (68) The Story of Daigo Umehara: The Beast (FGC) などである。ウメハラさんは講演も行っていて、 (68) ウメハラ「BeasTV」17/1/19 – 一日ひとつだけ強くなる 慶應丸の内シティキャンパス講演は、いい意味で予想を裏切る名講演だった。
ウメハラさんはプロゲーマーを目指していた、というわけじゃない。そんな職業はなかったのだから。ただ好きだからやり続けていた。結果としてプロゲーマーになった。講演の質問時間に、こういうことを聞く若者がいた。「自分はやりたいことがたくさんある。けれど、やりたくなくても、やらなきゃいけないこともある。どうしたらいいのか」といった質問だ。これへの氏の答えが、実に説得力があった。昨今「やりたくないことはやるな、やりたいことだけやって生きろ」的な乱暴な言説が跳梁跋扈するが、氏のはとても自然な答えなのだ。知りたい方は1:18頃なのでみてほしい。むろん、他の時間帯も面白い。
ところで、ウメハラの動画を見ていて一番思ったのは、今プロゲーマーになろうと思う若者の行く末だ。氏も、その事に一定の関心を抱いている様子だ。
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いっとう最初に選挙本の話題が出たが、選挙の供託金は300万円。
やや飛躍するかもしれないが、コミュニティって、もっと手軽に立候補できる環境でないと、育たないのじゃないだろうか?
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それはそうと、自分もちょっとやってみたくなったので、見てみた。まずあのゲーセンにあるみたいなコントローラー⇒コントローラー(ハンドル・ジョイスティック)
あと、アーケードエディションだというストリートファイターV
このソフト、えっらい、評判がワルい。
ここまでワルいと、いくらなんでも、初心者が買うわけがない。しかもその初心者モードがないらしい。
ひょっとして、こういうののバージョンアップとか「調整」とかしている人が、高プロ制度の対象になるのかもしれないなあ。「高度の専門的知識等を必要とする業務」ということで。
いくら時間があっても足らなさそうな仕事だ。
switchなら持っているから、switchソフトのULTRA STREET FIGHTER II The Final Challengersでも買おうかな~~