コンビニ人間(という本)に寄せて

コンビニ人間 (文春文庫)

コンビニ人間 (文春文庫)

東京芸術劇場ってあるじゃん? あそこにまた行きたくなったんだ。11月の晴れた日に電車でブラブラと。あそこの一階には美味しいベルギービール飲ませる店があるし、芸術グッズの売店もある。劇場前の公園も寛げる。けど、やはり観劇がしたい。劇が見たい。どういう劇でもいいから、目の前で人が「セリフ」を言ってるやつを見たい。何かいいの演ってるかしら?

調べた→演劇・ダンス   ジャンル   東京芸術劇場

『Q:A Night At The Kabuki』 2019年11月9日(土)-12月11日(水)
『終わりにする、一人と一人が丘』鳥公園♯15 2019年11月21日(木)〜24日(日)
inseparable 変半身(かわりみ) 2019年11月29日~12月11日。(12月18日、19日は京都にて)
ワワフラミンゴ「くも行き」 2019年12月18日-12月22日
エブリ・ブリリアント・シング 来年上演

どれも面白そう。特にこの中で目を引いたのが、『inseparable 変半身(かわりみ)』で

近未来。東洋のガラパゴスと呼ばれている千久世島という離島は、かつてない賑わいを見せていた。国産みの神話に登場する島であると同時に、その島で発掘される「レアゲノム」という化石由来のDNAがヒトや動物の遺伝子組換えに必要なものとして注目を集めているからだ。その島に住む男は、奇祭で弟を失う。ところがある日、弟は蘇り、まるで別人のように男の前に現れる。弟の存在は島の住民を狂わせていく。そしてそれは、島の存亡を揺るがす事態に発展していく…。

え? 国産み神話ですって?! ツボじゃん。どっちかというと負のツボじゃん。国産み神話にとらわれた日本会議が日本の元凶のひとつだとわたしは決めつけてるから(ていうか、日本の常識じゃないかな)。いやーこれ、みないと!! と、思ったわけさ。

ただしまだ上演は始まっていない。じれったい。速攻ネットでチケットだけは購入した。劇って、上演始めの方と最後で、けっこう違ってくると聞いたから、とりあえず11月の最初の方のを見て、おもろかったら12月の最後の方も見ようと、思ったわけさ。

ただし、まだ上演されていない。気がせくな。劇の紹介には「『コンビニ人間』で第155回芥川龍之介賞受賞の小説家・村田沙耶香と『自慢の息子』で第55回岸田國士戯曲賞受賞の劇作家・演出家・小説家である松井周とのコラボレーションによる新作クリエーション」とある。松井さんの方はともかくとして、芥川賞受賞の小説なら今すぐ読める!! ってんで、電子書籍(わたしはhontoかiBookかどっちかを利用してるんだけど今回はiBook)をDLした。(650円くらい)

おもしろかったね‥‥。コンビニとの深すぎる同化に泣かされる。胸が熱くなる。それだけじゃなくて白河には爆笑させられた。そしていかに自分が「社会」から排除されないようにビクビク生きているかを気づかされた。正直、最近、小説を読み始めても読み切らないことが多くなっていたので、読了はできないかも~と思っていたら。

読み終わって余韻にひたりながら本を閉じたら、↓↓↓↓ こんなのが出た

本日の読書 目標を達成しました」とipad上に。そんな目標設定したおぼえないのに。そもそも「目標」で小説を読むわけじゃないし。何を勝手に目標とか生きる目的とか理想の生き方とか決めてんだ。

そりゃ、決めてもらった方が部品になれて楽だけど(というのは作品にちなんだ嘘)