八ッ場ダムをきっかけに考える「日本の堤防」

今、八ッ場ダムが極所的にHOTだ。(2009年は全国区でHOTだった)

今HOTである理由は、台風19号による被害を八ッ場ダムが守った説と、いや別に守っていない説の、ふたつに割れているからである。

守った説の一例は【台風19号】自民が対策本部会合 「八ッ場ダムが氾濫防止に」の報告も – 産経ニュースで、

群馬県長野原町の「八ッ場ダム」が川の氾濫防止に役立ったとの報告もあった。群馬県選出の国会議員は「民主党政権のときに(ダム建設が)ストップされて本当にひどい目にあった。われわれが目指してきた方向は正しかった」と述べた。

「役立ったとの報告もあった」との又聞き感は、正確なところは未確認という事だろう。誰かが自民党議員を喜ばすために言ってみただけ、という想像もできる。Twitter内を「八ッ場ダム」で検索すると、他にも出てくる。

一方、西島和氏「八ツ場ダムが利根川を守ったというのは誤解」|日刊ゲンダイDIGITALという、真逆の意見もある。

この文、自己流で要約するなら、<台風19号の時はたまたま八ッ場ダムの水位が低かったからそこへ貯まった。なので被害が少なかった。水位が高かったら正反対のことが起きただろう。必要なのは、堤防に鉄(のような固いもの。土ではだめ)を入れて補強すること。今のは土団子なので決壊する

似た記事として八ッ場ダム、スーパー堤防……。幼稚な翼賛デマは防災・治水を軽視する愚論 | ハーバー・ビジネス・オンライン | ページ 2というのもあり、もとより当方に治水や堤防の知識などあろうはずもないが、興味深い。

いつまでも、民主党前原さんの、木で鼻をくくった「マニフェストだから八ッ場ダム中止」発言(2009年)を揶揄の材料に持ち出すのはやめて、本当の意味で国土の安全に与したいものだ。