職場にて物語
2008年2月25日
先日、職場のナースステーションの掲示板を眺めていたら、見覚えのある絵が描いてあるプリントが貼ってあった。
「あれ?これは」と思い、マグネットをはずしてよくよく見ると、案の定吾妻ひでおの絵だった。
吾妻ひでおと言えば2005年、『失踪日記』で一躍時の人に瞬間風速100キロくらいでなってしまった方。
でありつつもそれ以上にかつて、『不条理日記』や『やけくそ天使』で、もだえ笑わせてくれた方なわけだけど、曲がりなりにもアカデミックな場所かと思われるせいしん科の世界のパンフの絵を手がけるほどには、メジャーではなかった。
それが、こんな日の当たる場所で。
当たっているのかどうか、頼りなくはあるとはいえ。
ちゃんと老若男女取り混ぜた絵で、幼女だけなんてことはなく流石に。
吾妻先生自身は、どうやら入院中(かい?!)らしく、窓から優しく手を振っておられたりして。
持って帰ろうかとも思ったものの、やたらに先の日付の告知チラシだったため、やめておいた。またせいしんのチラシで会えますように。