NHKをギャッフンといわせるため、とっとと政権交代して欲しい!!その2
昨日の続きであるが、よくよく考えたら、NHKってものをわたしはまったく見ていないのだから、本格的に悪口を言う熱意もわいてこなくて、今の時間になってしまった。
最後にNHK見たのは、
昨年6月の「爆笑問題のニッポンの教養 | 『私が愛したゴリラ(前後編)』」と、同じく6月の「クローズアップ現代『ランキング依存が止まらない~出版不況の裏側~』」の時だ。
あとあえて言えば、大晦日に紅白歌合戦を見たくらいで、あの時は水谷豊のカリフォルニア・コネクションが懐かしくもかっこよくてジーーンとした。去年はカラオケでも数回これを聴いたが、かなり冴えないヘッポコ中年男でもこの歌を歌うと「歌がいつもより巧い」「冴えないのではなく渋い」「格好悪いのではなく都会の哀愁」であるかのように見えなくもないから不思議だった。
水谷さんの他は、クールファイブの「東京砂漠」もよくて、あの頃の昭和歌謡は今聴いても懐かしさだけではなくて、妙にココロにしみてしまって、うちの子どもに感想を聞くと、ハタチの子ですら「いいね」と言うのだから、やはりかなりいいのではないだろうか。子どもの意見としては、「東京を砂漠とみなす感性は、今も普遍性をもっている、ということかな?」と、ナーイスなことを言っていたので、またまた親バカ的に喜んだのであるけれど、どうせ家にいるなら、できれば早く働いてお金を入れてほしい。
という話はともかく。
わたしが確信をもってそれ—NHKのあからさまな反民主—を感じたのは、2007年放映のクローズアップ現代「グレーゾーン金利撤廃の波紋」の時。グレーゾーンおよび【多重債務】はひたすらわたしがこだわってきたテーマでもあるため、この回のクロ現はかなり熱心に見た。しかしその内容は、非常に偏った、消費者金融会社の味方にたったものだった。「金利が下がれば、その分借り手の信用を問うことになり、今まで貸してもらっていた人も借りられなくなり、資金繰りに困る」というのが主旨のものだった。
グレーゾーンの問題は、2006年の10月、安倍晋三に対して国会で民主党の議員が鋭く切り込んだことで有名だ。わたしにはNHKが安倍晋三に肩入れし、なおかつ民主を目のカタキにしているとしか見えなかった。
クロ現が取り上げた側面もあるだろうけど、それは一面に過ぎない。なにせ消費者金融のせいで借金漬けにされ、最悪のケースでは、生命保険に加入させられ自殺に追い込まれ、保険金で返済する、という事態まで発生。
その上、これらのことがあっても、消費者金融会社はマスコミの有力なスポンサーであるため、消費者金融会社を批判する報道ができない、と、幾重にも深刻な社会問題なのだ。
いや何よりかにより、そういう報道よりも、我が家自身が長年、消費者金融に惨憺たる思いを味あわされてきた、その実感からほど遠い内容だったのだ。もう少しバランスのとれた内容にしてほしかった。
その前からNHKには絶望していたけれど、これでもうわたしは本気でダメ。
この日のクロ現の件も、ブログにアップしようかと思ったけど、気が重くなりすぎてできなかった。
今、いろいろ調べたら、NHKの民営化、れっきとしてキーワード化され、ウィキペディアになっている。しかも、自民党の何某という議員が強く言い出したそうだ。けれど結局、
<小泉首相は、2005年12月22日の政府・与党懇談会で、NHKについて、「民営化しないという閣議決定がある。いろいろな意見があるが、それを踏まえた方がよい」と発言した。又、会談後、記者団に対して、「民営化ということではない、ほかの改革が議論されるのではないか」と述べた。これにより、政府・与党内で急速に高まったNHK民営化論は、小休止する格好となった。>
ふーん、その代わりに、自民党の機関放送に成り下がった、ということでしょうか?
いや、今こそ民営化議論活発化すべき。なにせ、2011年にはアナログ放送終了して、デジタルオンリーになる。今のままでは、全世帯をデジタルに移行するのはとうてい無理とは言われているけれど、貧困層にはチューナーを配るという話もある。
でもって、デジタル放送の最大の利点と特徴は、多チャンネルなのはもちろんで、それだけでもNHKは不要なのだけど、インタラクティブ=双方向性にある。だから、より地方と地域と個々人に密着したきめ細かいサービスが可能なのだ。
残念なことに「パソコン」は、対高齢者と考えるとほとんど成功しなかった。
高齢者にパソコンは難しすぎたのだ。
けれど、テレビの延長である双方向ならば、かなりとっつきやすいはずだから、より効率的に、高齢社会に対応できる。
これならまったくNHKいらない。
災害のときどうするとかは、「災害専用チャンネル」を作ればよいのだ。
全部デジタル放送なんだから、すぐにできる。
◆ ◆ ◆ ◆
ともかく、NHKは今後も当ぶろぐのテーマにする。
それには、たまには観ないといけないから、たまらなく苦痛だけど。
そんでも、ちょっとだけ昨日観た。
小沢さんが苦戦している風だった。
あの人はもう捨て石になる気なのかもねぇ
1995年の献金のことなんか、どうして今さらでてくるんだろう?
というか、今までそうやっていたけど、これからそうではない政治や体制にしていこうとしているのに。
だから、過去にはそれくらいのことあるよね。
うちの患者サマですら「みんなやっているのに。」
ってナーイスなコメ出していた。
だってさ、いつまでも入院させられている人なんか、その家族が相当に医者や病院に○を握らしている。
今時代が変わって、病院に閉じ込めてはいけないとなってきたけど、昔の人は、病気の子どもや親戚は恥かしいからって閉じ込めてしまうことがあった。
非常に、不幸なことだ。
だから、これから入院する人に関しては、そうでなくしていくのはもちろん、賄賂性のあるものを最初から受け取らない、という気運を高めているはずだ。(わたしが貰うのではないので、具体的なことはいえない)
けど、もうすでに貰ってしまった分については、どうにもならない面もある。
むろん「みんなやっていることだから仕方ない」と小沢さんのことを許してはいけないのだとしても、小沢さんは政権党の党首じゃないんだから。
不正を正すのは、おもに、「権力者の権力の暴走を食い止めるため」、という役割で、不正自体は、一般庶民レベルだって、やっている人はやっている。
そりゃ、だからって法に触れたものは許してはだめ、としても、だからって権力もない相手を潰すのは、現権力者の権力を守るためでしかない。
ような気がする。
それはともかく、関連したサイトをいくつかみつけたので紹介。
☆勝間和代のクロストーク 道州制の導入を
これは、そろそろ本気モードで考えた方がいいかも。
道州にわけても、まだまた大きい単位に感じる。
しかしこのページの勝間氏は興味深いことを書いている。
現在アンサー募集中。
☆今あえて民主党の政権構想を再検証する
どうも極東ブログ(というアルファブログ)とか見ると、宮台氏という方はイマイチ男性に支持されていない印象なんだけど、あまりにイケメンすぎるせいだろうか。
冗談はともかく民主党の政策を具体的に知ることは、今かなり必要なことに思う。
特に、地方と地域に密着していくことと、その具体的な方法など。
まだ聴いてないので、近日中に。