避難範囲について

■3月24日(木)
帰宅して様子を家人に聞くと、あれほど「命をかければ守れる」という信仰が強かったくせに、青ざめた調子になっている。理由は色々あるようだが、ソフトバンクの社長の行動とツイッターに特に影響されたようだ。ソフバン社長は22日、相馬市まで赴き、よほど危機感を感じたのだろう、「逃げろ」とツイートしたそうだ(伝聞なので違っているかも。今見ると、もっと冷静にツイートしている)。
先ほど(AM11:30頃)、枝野官房長官の会見があったので見たが、誰も避難範囲を広げた方がいいのではないか、と問い質していなかった。
その一方、米軍や外国大使館は自国民に対し、最低でも80キロ範囲、大きければ日本そのものから、そうではない場合は、東京以南への待避を命じているようだった。
日本と海外のこの想定の落差は何だろう? ことによれば海外の人は、こういう事態に際して、命を賭けてまで事故原発で働く人間がまさかいるとは、想定していないのかもしれない。
そして日本政府は、「日本にはいるんだ」と威張りたいのかもしれない。
が、仮にそうだとしても、いつまで彼らのがんばりが持つのか?
いったい、どれくらいの人数が、どれくらい危険な作業をしているのか、会見で聞かれないので、まるで分らない(全会見を見ているわけではないが)。彼らの命を守る義務は政府にはないのか? 作業をしているのは自衛隊員なのだろうか。それならば仕方ないのだろうか。まったく、分らない。彼らの命のことも考えてほしいと願う。
もちろん、彼らのがんばりが実って、一刻も早く事態が安定、収束してほしい。
心底そう思う。
その一方で、少なくとも80キロ範囲の人々に対して避難命令を出すことはできないのか。
とても見やすい80キロ範囲画像
その元記事
あとになって「あんなに心配して避難しなくても良かったね」と笑える日が来ないとも、まだまだ限らない。
今すぐ健康被害がなくても、この先、倦怠感や頭痛に悩まされることになるかもしれず、それだけでもたいへんな損失だ。「健康で文化的な最低限の生活をいとなむ権利」は、憲法で決めてあるものであり、政府に強い責任がある。
強い号令をかけられるのは、政府しかないのだ。
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附:マピオンが携帯電話から分る、「福島第一原発からの距離」(=GPSで現在地を取得するもの)
追記:当方、情報収集できる時にしかしていないので、会見で答えているかもしれません。なのでその点は了承ください・・・・