賽は投げられた

実はハイタンも歌っていた反原発ソング・・・☆
3月、原発事故の衝撃の中で神経をビリビリさせ暮らしていた頃、とあるブログがupしていた『賽は投げられた』。
あとで調べるとこの曲、1996年の作でLies and Truthのc/w。


最初は、昔のc/wだなんて知らなかったから、これは今の状況を歌っているとしか思えず、「曲出すの早っ」と驚いた。
1996年といえばチェルノブイリ事故から丸10年の節目の年であり、NHKも特番を放映していた。
(20年目の2006年も作っており、そちらはわたしも先日Youtubeで見た)
反原発ソングといっても原発の二文字を使っていない以上、反原発ソングと認定することは出来ない。けど、それ以外に解釈のしようのない歌詞であるし、他の人にもそのような聴かれ方をしているのは確認済みだ。
忌野さんのSUMMER TIME BLUESほどの社会性やメッセージ性はないけれど、「君さえもわかってくれないんだね」と言われてしまうと、これはツライ。わかってあげられない人にはなりたくないと思ってきたけど、やっぱこんなにも、わかってあげられない自分だったと、本当に一番痛いところを突いてくる。
空、海、希望、すべてをなくしたことも痛手ではあるけど、何よりそれが…
出た目は最凶、そして最狂。
それを思うと再び息苦しくなる。どうすれば賽を投げるのを止められたのだろう。
なのに、曲がスコーンとイキがいいから楽しくなってしまって…♪
楽しくなっても、忘れないように、忘れないように。