国民投票法案。3年後、国民投票というパレードはやってくるのか?
去年の12月けんぽうのことを調べていたら「[ 政治 ]国民投票法案は憲法改悪のためだけの法案。」というのをみつけて、「うわ、これやばくない?」と焦ったため、クリスマスイヴの日に、「[スキマ憲法]国民投票のやり方は…?!」で「今のままじゃ誰も国民投票なんか行かないよーー!」と警鐘を鳴らしてみた。(警鐘だったのだ☆その割りに分りづらい)
せっかくの日本初の国民投票だと言うのに、義理と人情の組織票の人以外はほとんど参加しない国民投票だったら、なんて盛り下がる話だろう!?
結果がどうであれ、投票率ができる限り高くなって、華やかなパレードみたいな国民投票になるといいなと思う。
と、勝手に盛り上がったため、そして「憲法改正国民投票法案提出理由」を見ていたら頭が痛くなってきたので、手っ取り早く情報をキャッチしようと、またまた朝日ニュースターを見た。それも2本。
1/26(金)憲法改正の序盤戦 国民投票法案
ゲスト:菅沼一王(日弁連常務理事)
司会:辻広雅文(週刊ダイヤモンド前編集長)夏の参議院選の争点に憲法改正を掲げた安倍総理。通常国会では憲法改正のための国民投票法案の本格的な審議が始まる。
その問題点は何か?日弁連の憲法委員会の事務局長を務める菅沼氏に聞く!
1/31(水)憲法改正に動き出すか?
ゲスト:船田 元(自民党衆議院議員)
司会:宮崎哲弥(評論家)今国会の焦点である国民投票法案。その内容と憲法改正の是非を考える。
感想とポイント(おぼえている範囲)
■国民投票のやり方について案を出しているのは、民主党と自民党だけなので(他の政党は国民投票自体に反対?らしく案はない)両者で調整を付けているらしい。
■投票権は18歳以上で一致、決定
■憲法にある「国民の1/2以上の賛成で憲法改正」を、a:有効投票数の1/2と取るか、b:白票も含むすべての投票数の1/2ととるか、それともc:国民の1/2と取るかについて、自民は<a>にしたい模様。民主は不明。
■憲法改正案の、ある部分は賛成、ある部分は反対だった場合について。
「日弁連としては、部分的な選択ができるよう、訴えている。」とのこと
この件は、あながちまったく話し合われていないわけではない様子であるが、かなり軽視されている印象。とくに自民党はやりたくなさげ
面白かったのは、自民党の船田元氏が女性キャスターに「最低投票率は決めないのか? 決めないと投票率が仮に40%だったとき、国民のわずか2割の意見で決まってしまう」と問われて
「それを決めちゃうと、ボイコット運動とか起きる懸念があるんですよねぇ」なんて答えたことで、ついさっき「立憲主義での憲法は、権力から国民を守るため、権力に制限をかけるため」という話に同意したばかりなのに、何馬脚をあらわしているんだよっ ボイコット運動が起きたら起きたでそれが国民の意思なんだっちゅうの。船田氏、ソフトイメージを演出していたけど、性根はとことん国民を管理したい自民党なんだって思った。
引き続き投票率アップに向けて情報があったら、upしたい。