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2004-01-19

はー。せっかくの休みの月曜日なのに、もう帰って来たよ、子供。

それに、なんで今日はダンナッチがいるのだろう?

綾小路きみまろの漫談じゃないけど、人って贅沢なのだろうね。

独身者は結婚相手を求め、既婚者はひとりを求める。

ちなみに、綾小路きみまろの漫談って可笑しくて可笑しくて、こんなのが受けているようじゃ、本気でオバサンだなって思うのだけど、可笑しいものは仕方がない。

いっぽう、中学生高校生の子供らは、ぜんぜん面白くないらしくて、すぐにチャンネルを変えようとしてしまう。

「True」ってアルバム、娘がいない間にこっそり聴くんです。

娘は、ラルクのCDを「発売順」に並べているので、ちゃんと元に戻さないとばれてしまうのだ。

「Dr.コ○ー診療所」は、漫画で読んでも感動でなぎ倒されました。人格が名医なうえに、オペの圧倒的天才で、孤島の診療所の医者なのに、「毎日オペ漬けの大学病院の医師」もついていけないほどのスピードと技で、どんな難しいオペもこなしてしまうのです。しかし、同僚のカミカワさんときたら、「こんな名医がいたら、あたし僻地でもどこでも付いてくーっ」とか、精しん科医をつかまえて、「せんせいもこれくらいの名医になりなよっ」なんて本気で言っているのだから、「漫画なんだよ、バカ」と思いました。

これだけの名医が現実にいたとして、その名医に、誰でもかかれるわけではないのです。

画家とか、音楽家の天才ならいいです。

完全ではなくても、とりあえず誰でも、平等に見たり聴いたりして、恩恵を受けられるでしょうから。

ところが、とんでもない名医の存在は、命に関わる、とんでもない不平等を生み出します。

まー、もともと世の中不平等といってしまえばそれまでですが、カミカワさんみたいに単純に大喜びしている場合でしょうか?

そういえば、だから、ドラマのDr.コ○ー(吉岡秀隆)は、あんなに目が悲しげに垂れ下がっていたのですネ。天才と言う名の十字架でも背負っているみたいに。(え? 吉岡秀隆サンって、もとからああいう顔?)