恋の門

 不肖ワタシ、松尾スズキさんのお仕事って、ぜんぜんチェックしてなくて、名前なのに姓氏みたいな名前だなスズキって、くらいの認識しかないのだけども、近所のスーパーで買える唯一まともな雑誌※が『テレビブロス』しかないので、毎号買っていて、同氏は同誌によく文章を書いているし、同誌は同氏がお気に入りみたいなので、今回、同氏が初監督をつとめた『恋の門』もしっかり紹介していたため、わたしはすっかりこの漫画が読みたくなった。※2

 ※といっても、いやもちろん『オレンジページ』とか『レタスクラブ』が「まともでない」ということではなくて、わたしもとてもよく買っていて、特に、料理(レシピ)が美味しそうな号には、ついつい手が出る。

 それに『オレンジページ』の2005年手帳にもしっかり応募していて、発送をもって当選なので、今か今かと待ちわびている。2000名に当たるんだから絶対当たるはずなのだ。

 早くしないと待ちきれなくて市販のを買ってしまいそうなので、早く送って欲しい。

 ※2そう、漫画が読みたくなったのであって、同氏の映画の方は、それほど観たい気持ちにはならかった。それは同氏の映画をまだ観たことがないから、つまらないものをつかまされることへの警戒感があるせいだろう。

 さっそくヤフオク等で探し、約半額くらいでGET!!(死語)した。

 詳しい感想を書くとネタバレになってしまうので、自分が泣いた箇所について書くことができなくて、残念だ。

 けれど、この絵柄とペンのタッチに宿るタマシイを、映画はどれくらい表現できているのだろう?   なんて思った。

 あと、田口トモロオさんとかいろいろな漫画家さんが絶賛しているけど、恋乃が門を好きになったのって、ぜったいルックス重視なのに、そんなに無邪気に褒めてていいのかって心配になった。だって、恋乃は相手がサンボマスターだったら恋しない。

 すごくイヤーな差別主義者のはずで。

 サンボマスターの起用が、そこまで含み込んでいるなら、スゴイと思うけど。

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