異形の日本人

以前から「異形」という言葉がこびりついて離れない部分がわたしの頭の中にあって、だからこの本を見かけた時も、他人は何を異形とみなすのかと興味を持った。この本では全六章を費やし計六人(そのうちターザン姉妹は組み)が異形として

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いい顔してる人 / 荒木経惟

当方、あんまり写真関係に造詣が深くないため、荒木経惟さんの名前だけは見かけたことあるものの読み方は「あらきよしのぶさん」?「あらきよしつねさん」?みたいな感じでひどく曖昧モコとしていた。先日とある写真家さんのブログで本書

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ベイビィ、ワンモアタイム / 南綾子

かなり以前に読書系ブログで感想を見かけてこりゃおもろそうだと勘が働きネットで注文したものの、いろいろな出来事があって読む時間が取れないでいた。休日の今朝、ヨミウリテレビにチャンネルが合わないよう注意ぶかくリモコンを持ちな

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希望ヶ丘の人々 / 重松清

2年前の夏、まだhatenaの住人だった頃、『滝山コミューン一九七四』(著者:原武史)の感想を書いた。その時期に原氏と対談していたのがこの作者で、両者は同世代人であるゆえ、あの時代を再発見しその中で共感しあっていた。かく

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