将来の夢はなんですか?
2005年2月11日
娘が、高校の前期試験(今年から始まった入試形態)で面接を受けた話しは以前書いた。
どんなことを聞かれたのか、ちゃっかりしている中学の先生は(当たり前なんだろうけど)、紙に書き出させたそうだ。
わたしも興味があったので、聞いてみた。
ものすごくたくさんの質問を受けているのだけど、その中に「将来の夢はなんですか?」というのがあって、「なんて答えたの?」と聞くと、「ありません」ときっぱり答えたそうだ。
どんなことを聞かれたのか、ちゃっかりしている中学の先生は(当たり前なんだろうけど)、紙に書き出させたそうだ。
わたしも興味があったので、聞いてみた。
ものすごくたくさんの質問を受けているのだけど、その中に「将来の夢はなんですか?」というのがあって、「なんて答えたの?」と聞くと、「ありません」ときっぱり答えたそうだ。
ゲゲゲ、あんたそんなので受かるのかよ? 大丈夫? と激しく心配に。
ご存じの通り、現代は猫もしゃくしも「夢教育」の時代。
かっこいいい夢をもっていないと人間失格なのだ。
んでもって現実は夢からほど遠いので、働くのが馬鹿らしくなって「ニート」だらけになるという、もっぱらの噂なのである。
慌てふためいているわたしに娘はニコヤカに言った。
「大丈夫だよ、ORANGE RANGEも言ってるよ『夢ないからって別に焦ンなよ』って」
「オレンジレンジが」
「うん、『夢アルからって別に偉かないよ 夢ナイからって別にアセンナヨ』って、『SP Thanx』だったかな、で」
★ああORANGE RANGE様、いえ、ORANGE RANGE教祖様、わが魂をお救いくださいましてありがとうございますっ。救われましたっ★