3年B組も卒業

「3年B組金八先生」も感動の最終話で卒業。といってもたまたま見ただけなので、それほど感動はしなかったが(だったら書くなって気もするが)、教室で武田鉄矢がすべての生徒ひとりひとりに漢字を贈るシーンは、泣かせよう、泣かせようとするあまり、変な宗教音楽みたいなのが流れて笑ってしまった。側で末次郎11歳が「この音楽、パトラッシュと同じ!」なんて得意げに言うし。

武田鉄矢もトシを取って、ほとんどおじいさん。自分もトシのわたしは、どの芸能人を見ても「トシとったな」と思ってしまう。(この前は「歌のだいじてん」に出てきたの尾崎キヨヒコ!)

トシを取ること自体はいいのだ。何も悪くない。頂けないのは、トシを取ったことが「生気のなさ」になっていること。
どうせなら怪奇的な容貌にしてオペラ座の怪人みたく頭の毛がズルリとむけ、歯もむき出しで、中学教師を長年やってきたことによるドグマを渦巻かせてほしかった。たぶんデビット・リンチならそうする。(するする)

でもなー、もしも卒業するとき先生に「お前に贈る漢字はこれだっ」なんて言われたら、なんだか一生印鑑でも押された気分になりそう。それにその先生はわたしには変な漢字しか贈ってくれないような気がする。「浮」とか「変」とか「閉」とか「無」とか。←被害妄想?!
娘も同じような感想をもって、「ウンとスゴイ先生でないなら、やられたくない!!」と。

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