休みなのに出勤していた汗

わたしの定休は日月なので、今日は仕事先にでかけた。
仕事先に着くと一番先に確認する役割分担表に、わたしの名前がない。
「え? これはまさか?」とイヤな予感というか良い予感というかなアトモスフィアーに襲われ、おそるおそる
「アタシの名前ないんだけど」
と言ったら、笹本さんが勤務表を調べてくれて
「sukimaさーん、あなた今日は年休とっているわよ!!」

「えええー! ほんとにぃ!?」
休みなのに出勤してしまった間抜けっぷりを必死で笑ってごまかしつつ、
「ヤダー ばかみたーい 出てきちゃったぁ

そんじゃさよならーー」

唐突にさよならーなのは、バツが悪くて一刻も早くその場を去りたい、というのもあるが、ぼんやりしていると「せっかくだから働いていけば」という展開になるのを恐れたためだ。

休みなら休みの方が断然うれしい。
外は台風が近づいていて不穏な空気だったけれど、身も心も軽く帰ったのだった。

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