小学館萩尾望都作品集17 A-A’

「A-A’」

きみの目に 映っているもの きみの目が 見ているもの
…きみといると しみいるように わかってくる ことがあるのだ

はーーー…(ためいき)(うっとり)(なみだ)

萩尾望都年譜によれば、”1981(昭和56)年
…32歳 SF「A-A’」を発表”

同サイトで知ったんだけど科学者とお茶をという連載が始まっている。第一回のゲスト科学者は茂木健一郎さん。

萩尾:解りやすい違いのひとつは、コマのはみだしの、あるなしです。茂木さんが「ふあっと」と、おっしゃったけど、女の人の作品は境界(枠)が非常に曖昧なのです。特にコマとコマとの境界が、けっこう曖昧で、主人公がいきなりコマをはみ出して等身大で出てきても、アップで出てきても、あんまり読者は驚かない。男性の漫画は、むしろコマからはみだすほうが珍しくて、コマをきちっと割っていきます。

その話しもっとして~ と思いつつ

茂木:大きなことを言うと、昔から女性に哲学者は少ないとか言うでしょう。それは結局、男の哲学をやってたからだな、と思うんですよ。僕は脳科学でよく言われる「男と女の脳は違う」という話は、あまり好きではありません。同じ人間じゃないか、と思っているから。ただ、萩尾さんの作品を拝読してみると、ちょっとこれは違うなあ、と思いましたね。

うんうん、そう思う。哲学の本読んでこれしょせん男の哲学だよなぁと思うと、自分はやる気がしなくなる。
茂木健一郎さんのブログはhttp://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/。うちの近所に住んでるのを発見。
本はまだ未読なので、今度読んでみよう。

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