GLAMOROUS SKY
2005年8月31日
CD聴いたら、前言撤回したくなった。
何も女性ならではの優しさとか柔らかさなど表現する必要はないな、と。
というのも、表現されすぎていて、ふつうにいい曲になった。
でも「ロック」とはいえなくて、 NANA starring MIKA NAKASHIMAという名のロックのレプリカント。
劇中人物なんだから、当然ちゃ当然だろうか。
といっても、レプリカだからいけないとかダメってことはない。
ブレードランナーのハリソン・フォードだって、最後はレプリカのレイチェルを堂々と愛するんだ! と決意してサンフランシスコから逃亡している。(原作では正反対だった…確か。最後に蛙が出てきて、それが本物なのか機械なのかと疑念を抱く…)
じゃーロックって何だと言ったら、分らない、知らない。
というか、そもそもロックロック言うことが恥ずかしい。それ以前に、そんなセリフはわたしのセリフではない。これは、年齢の問題ではなく。
思うのは、与えられた宿命を超えていこうとする意志と力、超えていったり、ぶち壊したり。
壊すか乗り越えるか他の方法か、それは人によるかもしれない。
少なくとも、意識されていなくては、いけない。
だから、むやみに怒っていればロック、ってもんではなく、やたらとうるさければロックというものでもない。
さいわい、NANA starring MIKA NAKASHIMAはむやみに怒ってはいず、うるさくもない。
彼女のイメージするロックの人であるNANAとして、歌うのみ。
そんなで、「これ」以降の中島カブを、買うべきかどうか思案している。