12月08日。ジョン・レノンをイマジンする

高校の時の友人も、妹も、もっとずっと大人になってから知り合った友人にも、ジョン・レノン好きが多かった。そして、みなすごくいい人だった。
少なくとも、ジョン・レノンについて語っている時だけは、あたたかく豊かな人柄を感じさせた。

そういう影響があったから、わたしもけっこうジョン・レノン好きに傾いた。*1
と思ったら、わたしと結婚したやつは堂々と
「おれ、ジョン・レノンきらい」
と言い放つやつで、ミニマムにショックだった。

なんとなく自分、不幸になりそう…と、予感した。
わりと的中したようなしないような…

この前、あるロック系音楽家のインタビューを読んでいたら
「俺が何かできるんだったら、ジョン・レノンが戦争をやめさせているだろうみたいなところがあるから」とあった。
何もそこまで極論しなくても…と、思った。
ジョン・レノンが歌って戦争はなくならなかったしても、ジョン・レノンが歌っていたからこそ、人類は滅亡にいたるほど決定的なことはしないでこれたのかもしれないし。

ジョン・レノンに限らず、そういう事態の反対を願った音楽家たちが歌っていたから、まだ首の皮一枚で存続しているのかもしれない。
んでもって、それは音楽家には限らず、他の表現者もそうかもしれないし、表現者ともいえない名もない一般人の願いも、おおいに影響しているのかもしれない。


(なんかこれ、何かの本の受け売りのような記憶があるのだけど、それが何という本か思い出せない)

今ある世界が、願いがかなった結果としての世界だとイメージしてみるのも、一興かと思う。

(しづらいけどね。犯罪=くだらない力の行使、多すぎ。)

*1:ついでに言うと、さいたまのジョンレノンミュージアム、行きました。ジョンレノンバッヂ、買いました。他も。

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