共産党VS石原都知事

前前回、生涯話題にすまいと思っていた、赤旗配りなどの「私と共産党」的エピソードを書いてしまったため、グッタリした。今でも共産党が正真正銘のバカ政党であるとの思いに変わりはないが、都政レベルでは悪党退治風なことをしてみせたもよう。

共産党の調査で、石原知事が過去に行った15回の海外出張の総費用が計2億4355万円に上ることが判明。知事は、都条例で首相と同程度に規定された宿泊費の1・6~3・3倍の高級ホテルに宿泊することが当たり前になっていた。

[石原都知事]海外出張、四男問題、いじめ発言に批判殺到より。

「規定された宿泊費の1.6倍から3.3倍の高級ホテル」。具体的に1倍(規定通り)だったらどういうホテルで、3.3倍だとどういうホテルになるのか見て、より具体的な怒りに燃えたいものだが、どちらにしろ本当に図々しいっていうか、つまりこれが「強者」ってものなんだよ。その次のいじめについての発言、「自分で戦ったらいい。ファイティングスピリットがなければ一生どこへ行ってもいじめられるんじゃないの」もそう。そういえば毎回毎回の芥川賞選考での選評もそう。「もっと刺激的な興奮する本当の文学が読みたい」的な、それ言ってりゃ間違いないだろう、みたいな。それ言ってりゃありもしない理想の芸術文学の代理人みたいな顔していられるんだろう、っていう。石原氏は本当に頭が良くて強者だ。

余談だけど、そんな風にどこへ行っても強い人、ゴネル人、押しの強い人ばかりが得をしている気がしてならない。
すでに老人介護の対象だから退院してくださいといっても、家族がゴネたり不平を言う人の場合は、びょういんサイドもそれ以上は強く言わないので料金的に得なまま入院しているのに対し、言いやすい人が相手の場合は、どんどん強く言って退院させる。悪意でやっているのではなく、片付く人から片付けているのだ。
保育園の入所もそう。保育園に入れてくれなきゃ飢え死にするーーとワンワン泣く演技力の持ち主や芝居がかった性格の人が入所できて、そうでない人の場合、もっと経済的に大変だとしても、自分の事情や都合をうまく説明できなかったり、人前で泣くような真似のできない慎ましい性格だったりで、結局入れてもらえない。
つくづく石原氏みたいになれればどんなにいいか。
と思うけどやっぱ見習いたくない。

もうひとつ、四男が画家ってことで石原都知事が猛反発…画家の四男・延啓氏“公費旅行”疑惑によれば

 さらに「息子だが立派な芸術家。彼ら芸術家は人格もある。その人格も踏まえて、ずいぶんタダで働いてもらった」「四男、四男って、知事の息子なんで損をしているようだが、彼は慶大を卒業した後、スクール・オブ・ファインアートというカレッジを出た」などと、延啓氏の芸術家としての“実力”もアピールした。

どんな絵を描くんだろう? 芸術家なのにタダで働かせるなんて酷い親だねぇ抵抗した方がいいよ。ダメだよ、親のいいなりは。親のいいなりで肥えた豚であるより、飢えた狼でいるべし。→今検索でどんな絵か見たら、ホントに親離れした方がいいと思った。

 

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