帰ってきた時効警察#6

やっぱり!という感じで人気のある当ドラマだけど、先々週の時効警察は、ちゃんと留守録にしておいたのに、子供がチャンネルを動かすから、ぜんぜん関係のない番組が入っていてすごいショックだった。
先週の時効警察も、「私が総理大臣になったら」を見てすぐさま文を書いていたため、あやうく見れないかと思ったけど、そこはちゃんとその場で録画ボタンを押せたので、本日見れた。

先週のは、どこもかしこも全部ツボの全身ツボ先生なくらいお菓子食ってたまらなかったので、どこの部分について言及していいかわからない。ちなみにツボ先生ってのは、山口美也子演じる不気味なマッサージ師で、その名もツボ先生。一番顕著に大笑いしたのが、このツボ先生と霧山の会話で「そうじゃよ」「そうじゃよ」「そうじゃよ」と連発するから「54でそれは老け込みすぎだろ!」とツッコんでいた。それにツボ先生は、若がえりで有名な「若泉」という温泉で働いているくせに「じゃがわしはこの温泉につかっておらんのじゃよ」と、平然と腰は曲がってヨボヨボで「そうじゃよ」ばかり言って年寄りくさいから、「つかれよっ!」とツッコんでいた。それに、霧山の言うことにいちいちと「そりゃ伸びるワイ」「そりゃとまるワイ」「そりゃ年取るワイ」と即答するところがまた、昔よくいた口の減らないババアって感じで、お菓子くってお菓子くってたまらなかった。

その他てんこ盛で可笑しいので、もはや今年後半分の笑いは全部取った感もあって、しかもテーマが、年をとる、ということについてで、各年代のオンナどもが(オトコ含む)各年代なりに「ドリアングレイ」を買い漁る姿といい、各年代のオンナどもが(オトコ含む)各年代なりに「若泉」に長々とつかる姿といい、黒澤アキラもまっつあおのリアリズムだった。それに登場人物がやたらに多いのだけど、各人それぞれが生き生きと持ち味を生かして、キレイに決まっていた。心なしか三日月ちゃんも、今回が一番かわいく撮れていた気がする。
そうそう、1話分見ない間に、乙メン??が約一名、若干外しぎみに増えていて、普通のドラマだったら「何あれ?」と思うだけなのに、みょうに何だか可笑しく、箸が転がっても可笑しいお年頃になってしまった。
今よくよく調べたら、今回のタイトルは「青春に時効があるか否かは熊本さん次第!」というやつで、やはり熊本さんがメインだったのだ。いいなぁ熊本さんの私服姿って。首のスカーフがあんなに決まるなんて、まるでルパン三世に出てくるベネチア在住のお金持ちみたい。数号前のテレビブロスの特集に出ていたけど、熊本さんて「娘さん」がいらっしゃるのよねえ。去年の12月には、結婚しているのか、どんなお顔の奥さんなのか、年上なのか年下なのか、年の差は何歳なのか、離婚と結婚の回数は何回なのかと、どうせ調べるならもっとマシなことをって感じで検索しまくり、何も出てこなかったので、「独身主義者」というラベルを勝手に貼っていたのだけど。

そんなで今回、霧山くんの比重はかなり軽く、しかもちょっと人間の出来タ人になっていたので、彼が恋に狂う姿を早く見たくなった。
その時は、きっとものすごく妙チクリンなものが対象に違いないと、思うのだ。
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