前回いくら「ヅラ政策面」限定とはいえ「安倍続投支持」という結論が出てしまったのは、ちょっと遺憾だった。
というのも元にさせて頂いた文章が、「経済政策面で安倍続投というのは無言に概ね支持されているのではないか。」という、城壁のように堅牢かつ美麗な一文であったため、パロろうにもパロりようがなかったためだ。
それにしても、選挙の予想が外れると反省しなくてはならないとは、アルファブロガーとは大変だ。いや、反省というよりもネタ振りなんだろうけども。ちなみに予想とは、必ずしも当てるためにあるのではないと思う。以前、田中氏(というか田中氏が参照する海外事情通ブロガー)の予言で、近々アメリカがイランを空爆する、というのがあった。それは期日すら指定した自信と確信に満ちたものであったが、結果は外れだった。が、海外ブロガーが確信をもって予想し広く喧伝していたからこそ、多方面からの力学が働いてそれは起きなかったのかもしれない可能性も、捨てきれないのだ。
もしもそうなら、予測としての的中度などよりも意義深い機能を果たした、ということだ。
しかしそうはいっても、その後のイラク情勢は、いったん4月頃に米国とイランが同席する「イラク安定化国際会議」の実現で好転したかに見えて、実はぜんぜん好転も進展もしなかった。それどころかテロは会議の会場近くで嘲笑うかのように起き、その後も同じように執拗に何度も何度も続いていた。いったんでも安堵したがゆえに、その後はさらなる絶望に襲われることになった。情報は、本来まだまだ捕捉されなければならないはずだったが、疲労が深くなってそんな力も失われていった。
オンラインショップで買ったムトウのソファベッド(色:レッド)でノンビリPCやテレビの前にいながらにして、不肖わたしはどんどん疲れてしまった。
これが現地で関わっている人の場合だったら、一体どれくらい疲労するのか。
日本の自衛隊員も、アメリカ同時多発テロ事件(2001年9月)を契機に作られたテロ対策特別措置法をもとに現在イラクへ派遣されている。テロ対策特別措置法はウィキペディアで見ると、あくまでもアメリカ同時多発テロ事件のために作られたものであり、期間限定の法律だ。その期間とは、最初は2003年11月2日までの2年間のみだったが、なんやかんやで延長に延長を3回も重ね、現在に至っている。そして今の今、4度目の期間延長を目指して、安倍内閣は動いているが、民主党は期間延長に「断固反対」の意見である。参照:2007/08/03 国民の視線に立ち、国民の期待に応える 鳩山幹事長が会見で
読むと、断固反対というよりはかなり優柔不断なムードが漂っているので不安ではあるが。
ともかく、最初の最初に戻って、アメリカ同時多発テロ事件に対して報復を始めたこと自体、今では当のアメリカ国内ですら疑問視する声が大なのだから、そこんところちゃんとしてほしいものである。
と思ったら、民主・前原氏、「テロ特措法延長必要」と発言(from2ch)
民主党の前原誠司・前代表は4日午前の読売テレビの番組で、11月に期限切れとなるテロ対策特別措置法の延長について「必要だと思う」と述べた。
小沢代表らが反対方針を示していることについては「(自衛隊派遣に)どういう効果があったか、政府が説明責任を果たしてこなかったから、今までのままなら反対だということになっている。党内で議論する」と述べ、党内論議を進める考えを示した。
前原氏は「テロとの戦いも重要だ。米国との関係をまずくするのは、まさに政権担当能力が問われる」と強調。「与党も知恵を出してもらいたい」と譲歩を求めた。
(2007年8月4日13時45分 読売新聞)
ふざけんなこの馬鹿! 何が「テロとの戦い」だよっ 戦って戦って何にもなっていないんだよっ!!ちゃんと国際ニュース欄毎日チェックしろっつうのっ ezwebのトップメニューから出てるよ!!
これでまたアホとの戦いが始まる?一アベ去ってまた一アベとはこのことだ。