続続・子どもだけでも避難(疎開)、という案はどうなっているのか?

今ツイッター見ていて知ったけど、読売テレビが「放射能からわが子を過剰に守る母は正義ではない」などとする、くだらない番組を作ったそうだ。
「過剰に心配」というけど、福島で起きているような低線量被曝は、人類史上まだ誰も経験していないのだから、その心配が「過剰」なのか「適当量」なのか「過小量」なのかは誰にも分らないはず。適当で無責任なことを言うのは差し控えてほしい。
もっとも同日の今日、朝日新聞が妙に神妙に子どもの被曝問題に取り組んだ記事を出していたので、それに対抗したつもりなのかもしれない。つまり、朝日が言挙げしてきたから対抗した、みたいな? (そういうチームプレーが好きなのが日本のマスメディア)
へんな争いの装いにつきあっているヒマはないし、一番のワルは経産省の官僚なので、マスゴミごときの挙動に振り回されたくはないけれど、実際上母おやにとってはテレビの発信内容の影響が一番大きいだろう。兎にも角にも、
ただでさえ苦しんでいる親に、追い打ちをかけるのはやめて欲しい。
「福島の子どもの尿からセシウム」
6月30日「福島の子どもの尿からセシウム」というニュースがかけめぐった。
この事が何を意味するのか、どうやら(いろいろ見て回ったが)明確に分る人はいないようだ。なので悲劇的な方面に向けて思い込むのは早計。
ourplanet TV「福島市の子ども10人中10人の尿からセシウム検出」によると、検体を提出したのは、「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」などのNPOがメーリングリストで募集した6歳~16歳の男子6人、女子4人の合計10人で、事故当時福島市に住んでいた子ども。
調べた調査機関はフランスの信頼ある公式機関で、セシウム134(半減期2年)、セシウム137(半減期30年)が検出された。
動画の後半はその機関の所長が「さらに正確な状況を把握するには、ホールボディカウンターが必要」「フランスの放射線防護・原子力安全研究所(IRSN)は、10ミリシーベルトを避難の基準に設定するべきだとしており、その場合、福島ではさらに7万人が避難することになる計算。避難基準を決める民主的な話し合いが必要」と。
福島報告 尿検査で判明した子どもの内部被曝とその対応
上記話題を、医療ジャーナリストの藍原氏と語り合うビデオニュースドットコム。
わたしもちょっと文字起こししたけど、yahooのが詳しい。あと、福島にもホールボディカウンターが少しずつ台数が増えているとも藍原氏は言っていた。その一方、内部被曝防御についての国や県の政策はほとんどなく、市民は現在も内部被曝の危険にさらされているのが実情とのこと。また、上記記者会見も東京で開かれたものなので、福島の人が知っているかはこの時点では不明。
県は相変わらず、安全寄りで固まっているということだ。なので、県民が自主的に除洗作業に乗り出し、そのためのマニュアルを県に作らせるという動きが出てきた。それに対して原発安全委員会は「県民のみなさまが自主的にやるのはいいことです」とトンチンカンだそうだ。さすが経産省の出先機関だけはある。
宮台氏は、「国は安全というが人類未体験の出来事なので安全と言える根拠はない。正直に『安全かどうかは分らない』ということを言うべき」と。
藍原氏は、県民は事実を知りたいのだ、パニックにはならないと。
☆ニュースの深層7/5(火) 福島の子どもたち 放射線の影響と健康状態は?
こちらも子どもの被曝についての番組であるが、上記話題とはやや違うもの。
上記はNPOによる調査であったが、こちらは国が、原発周辺の子ども1000人を調査し、そのうち45%に甲状腺微量被ばくみつかった、その件について。(参照:福島第一周辺の子1000人調査 甲状腺微量被ばく45%
そして国は、こうまでハッキリしても、まだ「問題ない、大丈夫」と言い続けていると。
どっから出てきた大丈夫なのか? と大いに謎。
山田氏がもっとも強く報告していたのは、「福島では子を心配するおかあさんたちが、不安を口にできなくなっている。子どもの具合の悪さを放射線のせいじゃないかと医師に言うと、笑われる、もしくはイヤな顔をされる」という実情。
これもそれも、政府や県が「安全、大丈夫、心配ない」と言ってしまっているがゆえに、反対の事を言えなくなっているという、おそろしい言論封殺状況というか(大げさではなく)人権蹂躙状況というかで、安心かどうかはともかく、せめて不安を不安と言えるようでないと、何のための医療か、何のためのサポートか?
氏はなんでもかでも「放射線の影響」と結びつけはせず、いつまでも止まらない異常な鼻血は白血病の可能性などあり心配であるが、通常の鼻血はそうではないと。つまり、晩発性障害としての放射線被害は起こりえるが、急性のそれは「ないだろう」と考えている。
でもって、ここが一番大事であるが
晩発性を予防するためにも、地産地消はぜったいダメと。
大人は仕方ないが、子どもに福島の野菜や牛乳はダメと。
食べるならばある程度の年配者が、食べるしかない。
そしてあとは、経産省や東電や菅直人に買い上げてもらえばいいと。
☆地産地消、するより経産省と東電に買ってもらおう
経産省と東電に桃購入要請 福島観光農園協というのがあった。桃だけでなくトマトもキュウリも牛乳も、経産省の役人と東電職員に買わせればいいのだ。何なら丸々牛ごと。もっとも牛がモーモーモーいやがりそうだけど。
☆ ☆ ☆
これらの事を考え合わせると、
今だ子どもの安全は脅かされ続けている。