手に取った本、取らなかった本

本屋とか図書館とか本がたくさんある場所って、ときどきすごく憂鬱になる。こんなにたくさんの本の中で自分が読める本、知ることのできる本があまりに少ないと感じるから。それに、膨大な量の本の前でいかにも自分が無力だと感じるからだと思う。

このやるせない憂鬱に抗する方法を、今までいくつかあみだしてきた。

1:目指す本以外は目もくれない
2:自己を誇大に考え、目の前の書物群をキャベツかエンドウ豆のように考える
3:すでに過去のものと考え、自分をいわば最新の情報ととらえる
4:とにかく何も考えない
5:きらいだ、きらいだみんなきらいだーと、だだっ子のように思う
6:本屋をひとつのロケーションとしてのみ考える

って感じかな。

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