hydeさんが描いたのはダースベーダー、ゴーストバスターズのマーク、レッサーパンダ、それにボビー・オロゴン。
ボビーのことをhydeさんは知らなかったので「hydeさんのおもうボビー」ってことで描きました。
そこへ草彅さんが、おとぼけっていうのか異色っていうのか、漫画家で言えば誰だろ? ガロ系? 蛭子能収がもっと屈折しちゃったみたいな絵で対抗して。
まーこの際草彅さんの絵はどうでもいいちゃどうでもよかったんだけど、草彅さんの描いた和風ボビー・オロゴンを見てhydeさん、そのあまりの天然シュールぶりに「ちょっとファンになってきた」と言ってしまったのがミソで。しかも「なんかひかれる」とすら。
それ聞いた草彅さん、まんざらでもなさそうに「ありがとうございます」なんて普通にお礼を言ってました。
さて、ゲームは他にも「箱の中はなんだろ対決」。
こっちからは見えるけど自分たちからは見えない箱の中身を、触っただけで当てよう、というゲーム。
最初にやったのはユースケさんと草彅さんで、中身はタランチュラ。いくら毒は抜いてあるったってやりすぎじゃないかって企画でしたね。勝ったのはユースケさんで、箱の中を見たときのリアクションが「ダメだろ、こんなの入れちゃ!」でかなり笑えました。
しかし本当の悲劇はその後やってくるのです。hydeさんはこのゲームを草彅さんと勝負しました。
hydeさんはゲンコのグーでおそるおそる触るのですが、その怯えっぷりたるや、オ○ッコちびるんじゃないかってくらい。「おれ、だめ…」とうなだれたところも、ほんとに泣いているんじゃないかってくらい。中で蠢いているのはタコなので草彅さんに吸い付きました。吸い付く生き物ってことで、ここでもバカバカしく受けたのは草彅さんが「スッポン!」って答えちゃったところ。スッポンを普段使いで出すって一体どういう生活圏で生きているんだろ? ってもうおかしくて仕方ありませんでした。
しかしおかげで「吸い付く」がヒントになったこともあって、hydeさん「タコ?」と答えるのです。それはそれは心細そうな声の「タコ?」で、そのまま消えていなくなるんじゃないかってほどでした。よほどつらかったのでしょう。ナレーションはのんきに「バラエティの厳しい洗礼を受けたハイドー!」なんて言ってましたが…。
さてさてその他、大いに盛り上がったのは、kenさんと草彅さんの「箱の中対決」。
kenさんは男らしく箱の中のウナギを手で確かめ、熟考して「どっちだろ?」と言うのです。kenさんの頭の中で候補がふたつ挙がったのでしょう。てっきりわたしはウナギと蛇かと思ったのですが、kenさんの答えは「どじょう?」でした。
ブブーーと無情なバッテンの音が。するとすかさず草彅さん、自分はまったく触っていないのに「ウナギ!!」と正答してしまうのです。サイテー!!
ナレーションも「男として最低ながら、初勝利」。ってことで、ここは一番大笑いした箇所でした。
他にももりだくさんでクイズやゲームをやっていました。hydeさんがスネ夫の名字を答えたところなんか、かっこよかったですよ~(も、大変なので詳細割愛しますが)。それにクイズなんか全問正解してしまって、賢かったですね。この番組の企画とテンポと出演者(草彅さんユースケさん)は感じがいいのでものすごく笑えました。うちの小学生にも受けていましたー!!
★追記:肝心のhydeさんの絵の感想。→これは昨日今日描き出した人の絵ではなかったですね。
草なぎさんのように天然の感性だけで勝負、ってんじゃなくて、観察眼が基盤になってましたから。
その上に自分の表現としての力強い太い線、それにブラックな味などが加わっていました。
できればもっと描いて見せてほしかったなーと思います。聖徳太子も見たかった。(聖徳太子のときは司会だったので描かなかった)