「戦争放棄」の行方

前回5月21日のつづき。

憲法を変えるためには「国民投票」が必要であることを、前回確認した。
わたしの携帯にはまぐまぐ配信で「ニュース速報」が届くようになっているので、もしも国民投票ってことになったら教えてくれるはずなので、とりあえず安心だ。

これは、万が一テレビのニュースを見ない日々が続いた時の対策で、ちなみにうちは新聞は何年も取っていないから、やはり少なくともネットのニュースサイトは時々のぞこうと思っている。

前回見た「世に倦む日々」であるが、今日見たら、ああこの人は本当に天皇皇后両陛下が好きなのだなぁ…と、少々タジタジする思いで記事を読んだ。また、だからこその「護憲」なのだな、ともガテンがいった。

一方わたくしってば、昭和天皇のくろーんがどうのなんてその前の「スキマ憲法」の時に書いてしまって、あの後は公安当局に目をつけられるのじゃないかとか、ウヨクの皆様に嫌がらせTBを飛ばされるのじゃないかとか、いろいろ懸念したけども、考えてみればこんな弱小ブログにそんな事やる暇人もいないのだった。

ただ、天皇制ってこうやって内なる検閲装置として機能するのだと、ひどく納得する思いがしたものだ。
小さなブログとはいえ、それは、書くという行為を通じての発見だった。

で、9条だけど。
マガジン9条のインタビューに懐かしの巻上さん登場。

巻上
理由? それは簡単です。憲法9条について、今、こういう状況になって改憲という動きもあるけれど、9条の平和主義について皆さんも改めて考えてみてくださいと、自分のメルマガで書いたところ、読者から「北朝鮮とか中国の脅威についてどう考えているのですか? おそってきたらどうするのですか」というメールをもらったのです。

とのことで、いろいろと面白いことが書いてあったけど、9条を変えたがる人の言い分は「北朝鮮とか中国がおそってきたら」なんかよりもっと微妙で、「北朝鮮の船が日本の領海に入ってきても、今の日本の憲法では威嚇射撃するのにも海上自衛隊のトップ→防衛庁→内閣→首相と電話してお尋ねしなくてはならない。こんなじゃ自衛隊員が気の毒」みたいなやつだ。

他にもいろいろあるだろうから、いっこいっこ丁寧に見てみる必要があると思う。
最終的には黙れボケかもしんないけど。

↑ああでもやっぱ平和的にーー

 

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